2016年7月2日土曜日

産前旅行(京都)1日目

夫婦二人で産前旅行をしておこう、ということで、妊娠29週のときに、京都へ1泊2日で行ってきました。

夫も私も、これまで京都には何回か行ったことがあるのですが、京都市中心部の観光地しか行ったことがありませんでした。二人とも行ったことがない京都へ行きたい!と、満場一致で大原と貴船に行くことにしました。京都はバス網が発達しているので、ついつい行き先を盛り込みすぎてしまうのですが、今回は私の身体のこともあるので、目的地を厳選しました。時間に余裕ができる分、食事と宿泊のグレードを上げることにしました。

<旅の行程>
7月2日
 6:30 自宅出発
 7:30 名古屋から新幹線
 8:00 京都着 地下鉄とバスで大原へ
 9:30 大原三千院着
 ~大原三千院、ランチ、宝泉院~
13:30 大原出発
14:00 宝が池着 叡山電鉄に乗り換え
14:30 貴船着
 ~旅館「兵衛」にチェックイン、夕食は川床料理を堪能、夕食後、貴船神社を散策~



7月2日、朝の大原に到着。謎の大原女?が出迎えてくれました。
 
 
三千院の中はとても広く、私たちは2時間近くかけてゆっくりと回りました。


苔むした庭や、紫陽花苑など、同じ寺の境内のなかで、それぞれ違った表情があり、興味深いです。




境内の中にある往生極楽院では、お坊さんの興味深い説法を聞くことができました。干支によって守護本尊が異なること、午年は京都でこの極楽院にしかない勢至菩薩が守護本尊ということ、勢至菩薩の座り方は正座ではないこと、往生極楽院の天井は、現在はすすでほとんど真っ黒に近いが、元々は極彩色で天女や菩薩の姿が描かれている(復元模写したものを見ましたが、驚きのビビッドカラーでした。)ことが専門家の分析で分かったこと・・・聴けば聴くほど面白く、仏教の世界が少し身近に感じられるようになったのでした。
 
 
 
ランチは、三千院を出てすぐの「京美茶屋」でいただきました。夫はにしんそばセット、私は湯葉定食、大原野菜のてんぷらつき。


 
 
ランチの後は、宝泉院へ。こちらは三千院に比べると、こぢんまりとしたお寺です。


赤い毛氈の上に座ってお庭を眺めながら、お抹茶をいただけます。
 
 
 
毛氈の上から眺めるお庭もきれいですが、部屋の奥の定位置(座布団とひじ掛けがあります)からお庭を見ると、建物の柱が絵画の額縁のようになり、お庭がまた違った表情を見せてくれます。


そのまま庭を直接見るより、柱越しのほうが風情があります。この風景を予想して建物を建てた昔の人はすごい。


大原をのんびり堪能してから、貴船に向かいました。


宝ヶ池までバスで移動し、ここから叡山電鉄に乗ります。


涼しげな山の中をひとしきり走った後、貴船口駅に到着。ちょうど七夕シーズンで、駅の出口は笹がかざってありました。



旅館の送迎バスを待っている間、夫はガシャポンで京都のピンバッジをGET。ほんとうは鞍馬の天狗のピンバッジがほしかったのですが・・・。


川に沿って坂道を登っていき、貴船神社の奥院に近いところに、私たちの宿泊した料理旅館「兵衛」があります。


チェックイン後、お抹茶とわらびもちをいただきました。


お部屋は和室にしました。なぜかというと敷布団がエアウィーヴで、一度試してみたかったからです。和室の場合はチェックイン時は布団がないので、早くチェックインして休憩したい人はベッドの洋室のほうがよいかもしれません。お部屋はトイレ・お風呂を含めてとても新しく清潔でした。居室はとても風情がありました(お部屋の詳しい写真は兵衛のHPに掲載されています。)。

 
 
午後6時。お待ちかねの川床ディナーです。梅雨も明けていなかったのに、この日は本当に天気がよくて私たち夫婦は幸運でした。迫力のある川の音を聞きながらいただく夕食は、夫も私も初めての体験で、お互いに、「一緒に来られて良かったねえ~、ありがとうね~。」と何度も言い合いながら堪能していました。実はこの旅行、宿泊費が旅費全体の半分以上を占めていました。なかなかポンと出せるお金ではないので、私の妊娠が分かってすぐのころから、毎月節約しながら、地道に旅費を貯めていたのでした。



 
 
食事の後は、夕暮れの貴船神社へ。七夕シーズンは夜21時までライトアップをしていて、まだ観光客も多く、夜道が怖いことはありませんでした。子どもが無事に生まれてくるようにと、短冊に書いておさめてきました。



 
 
翌日へ続きます。

2016年6月29日水曜日

ルノワール展と皇居の一般参観

出産の前に東京見物のチャンスに恵まれたので、ルノワール展と皇居の一般参観に行ってきました。

午前中は、国立新美術館のルノワール展へ行きました。
 
 
ルノワール展は昔から全国あちこちで開催されているので、見に行ったことは何度かありましたが、このパネルにある「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」は、初来日ということで、楽しみにしていました。平日の午前中にもかかわらず会場は大盛況でしたが、この絵を少しの時間でも立ち止まって見たとき、周りの見物客の騒々しさがふっとかき消されて、絵の中に吸い込まれるような感覚を覚えました。
 

午後からは皇居へ。皇居の一般参観はこれまで事前予約制でしたが、2016年6月25日からは、当日受付が始まりました。

当日受付は、まず、整理券を受け取らないといけません。午後の参観整理券は12:00から配布開始で、皇居の桔梗門前へ行くと、係員の方が参観整理券を手渡しで配っています。所定人数に達し次第、参観整理券の配布は終了とのことで、私は念のため12:00より少し前に桔梗門に到着しました。しかし、意外と受付開始の13:00近くまで係員の方が参観整理券を配っていたので、12:00より前に待機していないと整理券がゲットできないような大盛況ではないようでした。現在は、私が参観したときよりも一般参観の当日受付の認知度が上がって、ひょっとしたら13:00ギリギリでは、参観整理券がもうなくなっているかもしれません。

こちらが参観整理券です。

 

整理券を受け取ってから、桔梗門前で待つこと小一時間。13:00になり、受付が始まりました。こうして列を成して桔梗門の中へ向かいます。この日の参観希望者は、ほとんどが外国人観光客でした。
 
 
受付を済ませると、このようなネームカードをいただき、首からさげます。


いざ、桔梗門をくぐり、皇居の中へ。



参観前に、手荷物検査を受けた後、まず「窓明館」という休憩所に通されます。ここで、参観者全員が手荷物検査を終えるのを待ちます。早めに窓明館に入れば、30分~45分程度の時間はあります。
飲み物の自販機とトイレもあります。参観中は飲み物が買えず、トイレ休憩も無しで1時間強の間歩き通すので、準備をお忘れなく。
なお、写真の左奥に明かりが見えますが、これは「宮内庁内生協売店」です。この売店には、この売店でしか買えないレアな宮内庁グッズ(お菓子、日本酒、革製品等々)が売っており、しかも意外にリーズナブルなので、一度は覗いてみることをおすすめします。グッズを沢山購入しても、窓明館のなかにロッカーがあるので、参観中は荷物を持たないで歩けます。参観の後は売店が閉店しているので、何も購入することはできません。参観前だけのチャンスです。お見逃しなく。私は「菊紋入カステラ」を家族のお土産に購入しました。
 
 
参観者全員がそろったところで、案内役の方が日本語でのあいさつとオリエンテーションを行い、さらに案内役ご本人曰く、最近始まってまだ慣れていないという、たどたどしい英語のオリエンテーションを行い、いざ参観へ出発です。あらかじめ決まっている参観コースを、300人近い参観者がぞろぞろと歩くスタイルです。参観コースの建物内には入れません。写真撮影は自由ですが、あまりにも参観列から遠のくと、係員から早く進むように促されます。
 
 
 
皇居内のガソリンスタンド。
 
 
富士見櫓。
 
 
蓮池濠の立派なハス。なぜかここの前で写真を撮る外国人観光客が多かったです。

 
宮内庁庁舎。
 

ぞろぞろ。


立派な森と富士見櫓の背後に、高層ビルが立ち並ぶ。よくよく見ると不思議な風景ですね。
 
 
宮殿。皇室のかたがたが新年の一般参賀の時に手を振っている建物です。私が思っていたよりも高さのない建物でした。テレビで一般参賀を見ていて、すごく高いところから手を振っているなあといつも思っていたのですが。

 
正門鉄橋(二重橋)を通り、伏見櫓へ向かいます。この橋は以前は木製で、橋が架けられていた部分の濠が深くかったために橋桁を二重に組んだ構造をしていたことから、「二重橋」と呼ばれたそうです。現在は鉄の橋になっています。
 

正門鉄橋からは、皇居正門の橋が見えます。

 
伏見櫓まできたら、参観コースを折り返します。夏の蒸し暑い日に1時間強を歩きとおす、なかなかにハードな参観です。
 
 
荷物を預けていた人は窓明館でピックアップし、各自桔梗門を出るときにネックストラップを返却して、そのまま解散です。
 

さて後日、生協で購入した菊紋入カステラを食べてみました。
 
 

このカステラは、鹿児島の「霧島菓子処 森三」というお菓子やさんが製造しています。でも、森三さんの店舗では買えない、あくまでも皇居内生協限定品というレアものです。


1箱で、プレーン味と黒糖味が楽しめます。


箱を開けると、立派な菊紋が!
 
 
こちらがプレーン。
 
 
こちらが黒糖。

 
 
10切れ入りで税込1000円、しかも甘さ控えめしっとり上品なお味で、包装もしっかりしていて、コストパフォーマンスはかなり高いお菓子ではないかと思います。お抹茶と一緒にいただきたいです。