生花正風体
キク
初めてのキク1種活けです。「キク百ぱい」という言葉があります。キクは百回活けてはじめてまともに活けられる、そのくらい活けるのが難しいという意味だそうです。ところが、それを聞いてもいまいちピンと来ないほど、今回の自分はラッキーでした。キクは枝が矯められないので、規定どおりの方向に枝を流すことができないのですが、今回ははじめから、そういう方向に流れている枝ぶりの花に出会えたので、ラッキーだったわけです。ただしこれは素人まぐれで、きっともう少し腕が上達したら、キクを活けるのに苦悩するのだろうと思います。そのくらい上達することを願っています。
後日、この花を活けなおして、K市の総合文化祭に出展しました。年輩の方に、「むかしこういうのをよく活けたわー!」となつかしがっていただいて、うれしかったです。
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