養老鉄道に乗ってきました。
営業キロ(片道): 57.5km
特徴:1本の路線だが、実際は揖斐-大垣、大垣-桑名の2路線に分けられる。沿線に名所が多い(多度大社、養老の滝など)。列車に自転車を乗せられるサイクルトレイン車両がある。列車がなぜか面白いほど縦ゆれする。揖斐駅から、コミュニティバスで薬草風呂「かすがモリモリ村リフレッシュ館」へアクセス可。
鉄道会社のHP: http://www.yororailway.co.jp/
土日祝日と学校が休日の日は1日乗り降り自由の、「養老線休日フリーきっぷ」(1000円)が発売されているので、それを利用しました。桑名から乗車、養老で途中下車、大垣を経由して揖斐まで乗車、コミュニティバスで風呂へいき、ゆっくりしてから、大垣に戻るという、またしても日帰り入浴プランを立てました。
桑名駅。近鉄かJRでここまで行きますが、養老鉄道のホームへ直接行ってしまうと、養老線休日フリーきっぷが買えません。いったん近鉄の改札へ出て、近鉄の特急券販売窓口で養老線休日フリーきっぷを買います。なぜ近鉄窓口?と思ったら、もともと養老鉄道は近鉄が運営していて、子会社の養老鉄道に移管されたそうです。私は車両は詳しくないですが、車両も近鉄名古屋線と同じなんでしょうか?車両のデザインに関してだけは、ローカル線特有の古さや斬新な色使いが無くて、ちょっと寂しいです。
8:24桑名発、9:07養老着。ひょうたんだらけです。
こんなところにもひょうたんが。
ひょうたんで文字が書いてあると思われるのですが、縦に見て「ヨーロー」かな?と思ったら「E-ロー」なんですよね…文字じゃないのかな?ひょっとしてそのまま横に見て「山ー口ー」?
歩いて養老公園へ。養老の滝まで行ってみたかったのですが、公園入り口から片道徒歩40分ということで、今回はあきらめました。揖斐駅からの風呂行きバスの本数が限られるためです。風呂に行かなければ、養老の滝まで行くのもいいですね。
養老駅で次の列車を待っている間に、売店のオバちゃんにのせられて、無病息災のひょうたんを買っちゃいました。
中には5色の豆ひょうたん。五臓をあらわしているそうです。
10:35養老発。10:58大垣着。揖斐行きの列車に乗り換え、11:13大垣発。
養老鉄道の一部車両には、自転車を乗せることができます。駅に自動改札がないことを逆手に取ったいいアイデアだと思います。ただ、車両には自転車スタンドやホルダーがついていません。列車のゆれで、自転車をうっかり倒して、乗客同士でトラブルなどがなければいいのですが。自転車を乗せて自転車から手を離しているお客もちらほらいましたし・・・。デンマークでもこのような、自転車が乗せられる車両は標準装備だったのですが、必ず自転車を巻きつけるベルトや、車輪を固定するスタンドがついていました。
11:37揖斐着。ああ、また遠くに来てしまいました。
コミュニティバスは、駅舎を出てすぐ右手のバスセンターから発車します。薬湯「かすがモリモリ村リフレッシュ館」までは、片道200円です。バスは行きも帰りも、養老鉄道の発着時間と連動しているので便利ですが、本数が少ないので、行き当たりばったりで行くとモリモリ村までたどり着けません。
「かすがモリモリ村リフレッシュ館」
バスで20分ほど山を登って、モリモリ村到着。入湯料は400円。タオルは200円です。春日は薬草の里なんだそうです。ここの薬草湯は、あまり薬湯特有の臭さがなくて、私はとても気に入りました。
風呂のあとは豪華薬膳ランチです。1600円。このほかもう少し安いお膳や、薬膳ラーメン、軽食やお酒もあり。
豪華薬膳ランチにはデザートもあり。アザミのケーキと小豆のムース。
めし&昼寝つきで風呂を堪能し、14:53モリモリ村発。15:20揖斐着。帰りの列車はオレンジ色。15:28揖斐発、15:53大垣着。
今回は立ち寄りませんでしたが、多度大社に立ち寄るのも面白そうですし、今度は養老の滝までしっかり歩いてみたいです。