今では珍しくなってしまった7段飾りなので、おひなさまを出す前に、ひな壇を組まないといけないのですが、そのひな壇の捜索に半日費やしました・・・。見つかったのは、この間のブログで話題にした、例の納屋の中でした。なんとこのひな壇、スチール製で、見かけよりかなり重いのです。引きずってはいけないので、執念で持ち上げ、和室に運び入れました。おひなさまを飾るには、体力が要るのです。
ひな壇の組み立て。
ひな壇完成。ここでもうすでに疲労の色が。
毛氈かけ。シワ・ゆがみ無く毛氈をかけるのは、意外と大変です。なんども正面に回り、ゆがみをチェックしました。
周辺機材のかざりつけ。これもLEDライトにしたらイメージが変わるでしょうか。
周辺機材かざりつけ完了。
いよいよ人形を出します。ひじょうにざっくりとした説明です。
とりあえず全部出します。現在ではマイナーとなってしまった人形もいます。
人形は1段目~5段目に飾り、6段目と7段目は家財道具と乗り物シリーズが並びます。
ちなみに、ちゃんと引き出しが開きます。
最後に、人形の一つ一つに帽子をかぶせたり、道具を持たせたりします。これが最もやっかいですが、やっているうちに集中して、無言になります。精巧で大事なものを扱っているんだという気持ちが強まります。
ネズミに喰われたか、糊が落ちたか、ひとりだけハゲてしまった人。ちゃんと毎年防虫剤も入れて、丁寧にしまっていたつもりですが、買って30年以上たってますからね・・・。
私は、このおひなさま達の顔は個人的に好きです。人形独特の、能面を思い出させるような不気味さも無く、それを抑えようとした妙なかわいらしさも無く、いいバランスが取れていると思うからです。
というわけで、完成。
疲れましたが、なんだかうれしいです。
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