2013年3月30日土曜日

昼神温泉郷のお雛様 ~中馬のお雛めぐり~

長野県の昼神温泉へ行ってきました。

南信州は旧暦でお雛祭りをする習慣があり、豊田市から飯田市へ向かう飯田街道沿いの町村では、3月末頃、その地方に伝わるお雛様が飾られ、いろいろなお雛様を拝見しながら旅行ができます。(詳しくはこちらを参照)

飯田街道沿いの阿智村にある昼神温泉郷では、温泉旅館に雛人形が飾られ、宿泊客でなくても自由に見学をさせてもらえます。


まずは、「石苔亭 いしだ」のお雛様

玄関を入って正面の、能舞台に飾られていました。


圧巻・・・!



雛人形の両脇に飾られているのは、つるし雛です。


ついている飾りひとつひとつに意味があるそうです。



つづいて、「ひるがみ茶屋」のお雛様

食事席の横に飾られていました。


こちらはかなり古そうなお雛様です。



さらに、「万葉茶寮 みさか」のお雛様

もっといろいろなお雛様が飾られていましたが、母の印象に残ったものがこれです。通称「御殿式雛人形」。お人形自体は現代のお人形よりも小さく、豪華な家の中におさまっています。私はどうしてもシルバニアファミリーを思い出さずにはいられませんでした。母が子どもの頃は、このような御殿式が流行だったとか。その母の雛人形が見てみたいとたずねたら、なんと、伊勢湾台風で流されたとのこと・・・。



最後に、「ホテルはなや」のお雛様

従業員の皆さんの雛人形だそうです。私の子どもの頃は、このような7段飾りがポピュラーでした。


同じ7段飾りでも、お人形の顔は時代ごとの流行があるそうです。次の2枚の写真を見比べると、お雛様の顔がかなり違います。上の写真のお雛様の顔のほうが私のお雛様に似ています。上の写真のはどなたのお雛様かたずねてみると、やはり私と同年代の従業員の方のものでした。



こちらは、人形はふたりだけのシンプルなものですが、着物も屏風もとても豪華。正面を向いていない人形は、初めて見ました。こういうお雛様もいいですね。

蕎麦 陸右ヱ門(りくえもん)の田舎そば

家族で信州の温泉に行く途中で立ち寄ったお蕎麦屋さんです。

蕎麦 陸右ヱ門

〒395-0244 長野県飯田市山本 6724-981
電話 0265-25-0037




静かなたたずまいです。ここにたどり着くまでの道も、とてもこの先に蕎麦屋があるとは思えないほど静かです。



窓からはこんなのどかな風景が見えます。


天いなか(太打ちの田舎ざるそば)は、蕎麦の香りがとてもいいです。

2013年3月23日土曜日

にゃんこ

実家の飼い猫。気がつけば16歳・・・。



2013年3月17日日曜日

多良間島のぱなぱんびん

多良間島の名産、「ぱなぱんびん」を買いました。



「ぱなぱんびん」は、地元の言葉で「花のてんぷら」という意味だそうです(Wikipediaより)。小麦粉と卵と牛乳と塩を混ぜた生地を揚げたお菓子です。


プレッツェルの口当たりをよくしたような感じの味だと思いました。砂糖で味つけしていないので、ずっと咀嚼していると、小麦デンプンが糖に変わって、ほのかに甘いです。いたって素朴な味。ビールに合いそうです。

2013年3月16日土曜日

酒蔵みてある記 玉泉堂酒造編

近畿日本鉄道が主催している「酒蔵見てある記」に参加しました。駅からハイキングをしつつ酒蔵を目指すという、鉄と酒の融合企画です。現地集合、事前申し込みなし、参加無料です。


今回は、養老鉄道の養老駅から、養老の滝をめぐり、玉泉堂酒造さんの酒蔵を目指します。朝10時40分までに養老駅で受付を済ませ、地図をいただいて、自分のペースで歩きます。
要所に係の方がいるわけでもないので、滝を見に行かないまま酒蔵を目指してしまうこともできなくもないですが、それでは鉄と酒が融合しないのです。


滝まで歩くのがしんどい方には、リフトもあります。濃尾平野を一望!!


濃尾平野を一望!!


滝が見えてきました。


環境省「名水百選」にも選ばれているお水です。


滝から少し山を下ると、菊水泉があります。ここの湧水は酒の味がするらしいですよ(詳しくはこちら)???
飲んでみましたが、もちろん酒ではなく、とても軟らかい水でした。


ということで、ここからは本物の酒を目指してひたすら歩きます。養老公園の杉林の中に突入したので、くしゃみも鼻水も目のかゆみも突如襲いかかりましたが、そんなことよりも酒なのです。


養老の滝から歩くこと40分、ついに玉泉堂酒造さんの酒蔵に到着!

こちらの酒造りに使用される仕込水は、養老山系の伏流水を使用しています。養老山は、酒蔵に来る前に見学した養老の滝の、源流がある山です。

酒蔵見学の後は、お待ちかねの試飲会。清酒が苦手な方には甘酒もありました。


試飲で一番おいしいと思った、美濃菊の特別純米酒をお土産に買って帰りました。岐阜県産の「ひだほまれ」を使ったお酒です。辛口でシャキッとした味が好きです。

2013年3月10日日曜日

南大東ラムCORCOR(コルコル)を使ったラムケーキ

南大東島の特産品で、CORCOR(コルコル)という、高いけれど激ウマなラムがあります(赤と緑のラベルがありますが、緑が断然美味しいと私は思います)。


そして、最近、このCORCORを使ったラム酒ケーキがあると知人から教えていただき、買って食べてみたら美味しかったので、また買ってきてしまいました。那覇空港または那覇国際通りの「わしたショップ」にあります。全国各地の沖縄アンテナショップに売っているのかは不明です。880円。


箱の側面に、おいしさあじわいチャートがついています。今回は、ちょうど製造当日と70日後の間のものです。私が前回買ったときは、もったいなくてなかなか開封できず、気がついたら賞味期限日(70日後)でした。


開封。


ものすごい目の細かいしっとりしたケーキです。食べてみると、前回よりもラムの味が強かったです。これは好みですが、私はラムは香りがほんのり残っている程度の方が好きなので、70日間寝かしてから開封するのをおすすめします。パウンドケーキとしては小ぶりですが、880円の価値は絶対あると私は思います。