2019年7月3日水曜日

第2の故郷デンマークへ里帰り子連れ渡航2 その2:2019/7/3~4

7月3日&4日

子どもたちは時差ボケのせいか、夜中に2回、お腹がすいたと泣いて起きました。私も空腹が限界に達し、両日とも5時前に起きてしまいました。

さて、泊まった駅のまん前のNOVUMホテル。バスルームの備品が、壁付け全身用ソープ(髪も洗える)、ドライヤー、コップ、タオル、トイレットペーパー以外、何もありませんでした。なので洗面台に物がなくてすっきり。私達は自身のものを使うつもりだったので、お湯が沸かせないこと以外は何ら不便はなく、むしろ私のように物が多すぎると混乱して忘れ物をしがちな人には使い勝手がよかったです。そしてやたら天井も高く、壁もドアも重厚で、子どもが泣いたくらいでは音が漏れなさそうで安心でした。


朝ごはんはビュッフェ式でした。小ぢんまりした食事会場でしたが、パン、ハム、チーズ、野菜類、オムレツ、シリアル類、コーヒー紅茶とジュース類など一通りそろっていて、何かしらは好きな朝食が見つかる感じでした。6:30からオープンしていたので、私たちは6:30に朝食会場へ行き、客が少ないうちに子どもたちの食事を済ませ、夫と私が交代で子どもたちをみながら食事を済ませました。上の子(2歳10か月)は、ビュッフェから食べられそうなものを食べさせました。下の子(0歳10か月)は、持ち込んだ粉ミルクをお湯で溶いたものとビュッフェのコーンフレークを混ぜ、ふやかして食べさせました。子ども用の椅子も借りられました。上の子は飽きてしまって長い時間は座っていられないので、先に食事を終えた夫が、上の子を連れて部屋に戻ったり廊下を散歩させたりしている間に、私が下の子を気にかけつつ食事をするパターンが、いちばん私たちに合っていたようです。4人とも食事を終えるのに1時間強かかりました。

7月3日と4日は、ハンブルクを観光しました。旅行出発前に観光プランを立てるにあたり、子どもを連れていることを考慮して、次の4つを守ることにしました。
  • 午前中に1か所観光→ホテルに戻って休憩→午後に1か所観光→17時ごろまでにはホテルに戻る
  • 多目的トイレに容易にアクセスできる場所を選ぶ
  • 歩く時間を極力減らす(子どもは2人とも、おんぶかだっこで連れていくため)
  • できるだけ、子どもメインで大人も楽しめそうな観光施設を選ぶ

移動手段はほとんど列車になるので、私たちは観光者向けの「ハンブルクカード」を買いました。大人2名、2日間有効のもので計4,900円ほどでした。これで列車が乗り放題になり、いろいろな観光施設で少しづつ割引が得られました。私たちの場合は観光する場所が少ないので、買ってもトントンか損かもしれない計算でしたが、子どもと荷物で手がふさがっているときに列車の切符をいちいち買うのは大変なため、ハンブルクカードは大変便利でした。

実際の観光は以下のような感じになりました。かなり休憩を入れ、徒歩移動を制限したつもりでしたが、どうしても街で気になったものをついつい歩いて見に行ってしまったので、おんぶや抱っこに子どもの荷物をぶら下げ続けた身体はクタクタになりました。かといって、ベビーカーを持って行ったとしても、気まぐれに歩きたがる上の子がおとなしく乗ったとは思えず…。とりあえず、普段から筋トレしていてよかったです…。

<7月3日>
【AM】 
 駅周辺を散策、観光案内所やスーパー、5日に乗る列車のホーム等を確認
 ホテルで休憩
 列車移動
 クルーズツアー(1時間半)
【PM】
 駅前スーパーで昼食調達
 ホテルの部屋で昼食、休憩
 列車移動
 ハンブルク市庁舎を散策
 市庁舎周辺~アルスター湖を散策
 駅前スーパーで夕食調達
 ホテルの部屋で夕食

<7月4日>
【AM】
 列車移動
 ミニチュア・ワンダーランド
 ミニチュア・ワンダーランド内で昼食
【PM】
 列車移動
 市庁舎前広場から観光周遊バス乗車(1時間)
 ニベアハウスでお買い物
 列車移動
 ホテルの部屋で休憩
 夫と子どもはホテルで休憩、私だけハンブルク美術館へ(1時間)
 ホテル近くのレストランで夕食

 ハンブルク中央駅。

クルーズツアーでは、タンカーのすぐ下を船で移動し、なかなかの迫力でした。

港のタンカー周辺を巡った後は、運河の中も案内してくれて、充実の1時間半でした。
子どもたちは乗船中に昼寝をしていました。 


 3日の昼食。写真左上はドイツの地ビール。右下は甘クドさが満載のチョコプリン。

ハンブルク市庁舎の中庭。

調子に乗って買ったレダラッハの量り売り板チョコ。それにしても本当に、ドイツは英語が通じるようになったと感じます。20年前に旅行した時とえらい違いでした。

4日目の早朝に訪れたミニチュアワンダーランド。夏休みシーズンは混むので、ネットで事前予約の上、午前中に行くのがおすすめです。空いていてミニチュアの細かいところまでゆっくり 観察できます。

子ども向けの施設と思って行ったら、むしろ大人のほうがハマってしまいました。圧倒的な細かさで再現された世界の各都市を見ることができます。


ハンブルクの街並みも再現されています。

 多くの観光客が見とれていた、飛行場のミニチュア。ちゃんと飛行機が離着陸します。

ミニチュアワンダーランド内で昼食。11時前だったのでサンドイッチとパンメニューのみでしたが、 これでも私達には十分な量でした。11時以降はパスタなどの温かいメニューが加わります。大学のキャンティーンみたいな感じで、トレイに自分の好きなものをとって最後にお会計、というシステムでした。真ん中の黄色い物体は、激甘激クドいプリン。

観光バス。 大人はちょうど座って休みたかったので助かりました。子どもたちも景色を見ているうちに寝てしまいました。運河、歓楽街レーパーバーン、ウォーターフロント開発地区、アルスター湖周辺の高級住宅街など、ハンブルクの街の概要をぐるっと回って知ることができました。歴史ある大きな街には、思いっきり違うタイプの地区が同時に存在するのでとても興味深いです。
私は今まで、この手の観光バスに乗ることに疑問を持っていて、自分の足で歩いてみて街のスケール感を把握するのが乙だと思っていました。しかしこの観光バスシステムは、おんぶと抱っこのしすぎで疲れきった子連れ親には非常に優しいのだと身をもって知りました。自分で歩かなくても勝手にいろんなところを回ってくれて、その間に子供は昼寝できるのです。こんな便利な手段を使わないでどうすると思いました。

ニベアハウス。ニベアはハンブルクが総本山です。ここでお土産を買ったら、ニベアのロゴ入りバスタオルをもらってしまいました。ほしいけど、荷物が増える…。

アルスター湖畔にたたずむ人々。

ハンブルク美術館。子どもを夫に預けて行ったので、1時間で速足でサクッと回って見ましたが、それでも見に行ってよかったです。とにかく展示が多いので、本当は半日くらいかけてじっくり見ていたい美術館でした。


私が何となく気に入った絵。こどものほっぺは時代を超えて「クレヨンしんちゃん」のようにぷっくりなんだなあ…と思った次第。

夜はホテルの1階にあるレストランへ。夫はドイツの定番のソーセージが食べたかったのに、ここはシーフードレストランでした。おなかが空いていても、きちんと調べて入るべきでした。食事場所についても、旅行出発前にいくつかピックアップしておくべきでした。それ以前に夫と私で意見のすり合わせをしておくべきでした。私はてっきり、夜は全部スーパーで買って済ませると思っていたのですが、夫は1日くらいはレストランでちゃんと食事したい派だったのです。お互いそれが当たり前と思っているから、意見を合わせる時間を設ける発想すらなかったです。反省点です。

でも気を取り直してビールは飲む。ノンアルコールですが。

メニューにある「北海のシーフード」という言葉にわずかばかりのときめきを感じた私は馬鹿野郎でした。「北海のシーフード」。そう、それは大雑把に揚げ焼きにした巨大カレイのことでしたね。北海の近くに4年も住んでたくせして、そんな基本も忘れてしまっていたなんて(遠い目)。ああどこまでも大味のカレイ。煮付けにしたら美味しいのにと思ってしまう日本人の私がいました。

2019年7月2日火曜日

第2の故郷デンマークへ里帰り子連れ渡航2 その1:2019/7/2

7月、思い切って、夫、子ども2人、私の4人でデンマークへ行ってきました。

一番の目的は、

  • 昨年生まれた第2子(生後10か月)のお披露目


デンマークに行くのなら夏がよいよね!夏に行くならばついでに、ということで、



そして、よほどのミラクルがなければ、家族で海外旅行はもう経済的に無理でしょう、ということで、

  • 家族4人で最初で最後の海外旅行を楽しむ


ならばデンマーク以外にもう1か国行こう、となり、行くなら前から乗りたかった鉄道路線がある、ということで、

  • 「渡り鳥ルート」とよばれる、ハンブルグ(ドイツ)ーコペンハーゲン(デンマーク)間をつなぐ列車に乗る


 このような調子で、ロスキレフェスティバル2019の日程に合わせて、ドイツのハンブルクとデンマークの私の知人がいる街を巡る12日間の旅を計画しました。

 旅の手配は、全て私がインターネットで個人手配しました。前回2017年の第1子お披露目デンマーク旅行の時のように、旅行会社に手配をお願いしようと思ったのですが、今回は旅程がマニアックすぎたのと、子どもが2人いると旅行会社のカウンターに何度も通うことが難しかったためです。2019年の年明けから、子どもの昼寝の1時間半程度の時間にコツコツと情報を収集し、旅程をかため、パスポートの手配をし、航空券、ホテル、列車の手配をしました。旅行保険は、クレジットカード付帯の保険でカバーしました。夫は自身のクレジットカードの海外旅行保険を使うことにしました。子どもの分の保険が必要なため、家族も自動でカバーする海外旅行保険がついたクレジットカードを探し、私がそれに入会しました。

 今回、私は飛行機(フィンエアー)の座席を予約購入しました。行きと帰りの日本発着の便の、バシネットがつけられる席のみ購入しました。合計1万円強。以前の旅行の時は、座席は無料で事前予約できたのですが、現在のフィンエアーは、座席は搭乗36時間前のチェックイン開始以前に座席を確保したい場合は有料となっています。チェックイン開始後は早い者勝ちで無料で座席確保ができます。バシネット席は機内に1席しかないため、他に赤ちゃん連れの方がいると利用できない=ずっと子どもを自分の膝の上に乗せていないといけない、となります。それだけは絶対に避けたかったので、痛い出費ですが購入しました。

 旅の荷物は、以下のとおりです。2歳10か月と0歳10か月の子どもを連れていくにあたり、荷物は最小限にまとめました。消耗品は現地で手配しなくても済むギリギリの量を持っていきましたが、足りなければ現地で手配すればよい、というつもりでした。ベビーカーは持っていきませんでした。すべておんぶと抱っこで対応しました。手荷物は夫と第1子の分、私と第2子の分で別々に持ちました。これは、夫と第1子は座席を予約購入しなかったため、夫と第1子が私の席と離れる可能性があったためです(結果、私の席の隣になって安心したのですが)。


  • 大きなスーツケース1個(4人の服、洗面用具等、知人へのお土産)
  • スーツケースに取り付けられるボストンバック(おむつ等の消耗品)
  • リュックサック(夫と第1子の手荷物)
  • マザースバッグ(私と第2子の手荷物)
 
 また、以下のように、物理的に楽ができるサービスには惜しみなくお金を使いました。それでも、子ども2人を抱えての移動は大変でした。スーツケースも持って、朝のラッシュの列車に乗っていたら…と思うと、ゾッとします。

  • スーツケースは旅行出発の3日前に集荷をお願いし、出発当日に空港で受け取るように手配(夫のカードのサービスで、500円で集荷配送ができました)
  • 家から最寄駅までタクシー利用
  • 最寄駅から空港まで、乗り換えなしで行ける特急の指定席を確保(平日のラッシュ時間帯の列車に乗らないといけなかったため)


日本ーヘルシンキ間の飛行時間は約9時間でしたが、子どもたちの世話をしていたらあっという間でした。子どもたちが寝ている間はとにかく夫も私も仮眠をとり、起きているときは夫と私が交代で仮眠をとりながら、子どもたちの世話をしました。おかげで子どもたちが激しく泣きわめくこともなく、なんとかヘルシンキまでたどりつきました。

第1子に配膳されたキッズミール。カールスバーグは夫のもの。

10か月の子どもに対しては、バシネットは壁につけるよりも、床に置くほうが安全だと思いました。動いてバシネットから出ようとするので、落っこちそうでひやひやしました。さらにバシネットを壁につけると、自分のスクリーンがバシネットに引っかかって引き出せません。したがって映画も見られなければスマホの充電もできません(通常の座席は、前の座席の後ろにスクリーンがついていますが、バシネットの席は前の座席がないので、アームレストのところから自分のスクリーンを引っ張り出して使います。このスクリーンに、スマホが充電できるUSBの差し込み口がついています)。

バシネット内で眠る第2子。

ヘルシンキでは、EU圏入国のために荷物検査とパスポートコントロールがあります。 
この荷物検査で、私は念のためにと持っていた液体ミルクを没収されてしまいました。分析機器の調子が悪くて中身が判断できなかったから、という職員の言い分でしたが、授乳にミルクが必須の人だったら困ったでしょうね。

パスポートコントロールでは、第1子のパスポートを見て職員がクスっと笑う場面もありました。合法とはいえ0歳5か月の時の写真で入国しようというのだから、そりゃ笑いますね。

そんなわけで、なんとかEU圏に入り、乗り継ぎでハンブルクに到着。周りの人に尋ねながらハンブルク中央駅へ向かう列車に乗り、20:30頃にホテルにつきました。ホテルは駅の目の前にして大正解でした。

ホテルの窓から。21時近くても、まだ明るいです。

子連れという点では、ヘルシンキでストップオーバーするほうが、飛行機の乗り継ぎもありませんし、午後の早い時間にヘルシンキ市街のホテルに入って休憩できるので、よかったかもしれません。

さて泊まったホテル、なんと、お湯を沸かして飲むためのポットがありませんでした。
朝起きるまでペットボトル1本しか水がない…これは盲点でした。ホテルに入る前に、ミネラルウォーターを1本買っておくことをお勧めします。

2018年4月2日月曜日

デンマークのホストファミリー初来日をおもてなし!その4:2018/4/2~3

4月2日(月)

<今日のプラン>
出発→(車)→最寄り駅[指定券購入]→(二手に分かれて行動)→Lさんと私:百貨店[ショッピング]/→Fさんと夫と子:車で家電量販店とニトリ[ショッピング]→(最寄り駅で合流)→(車)→[昼食]→(車)→自宅戻り[休憩、パッキング]→(徒歩)→Fさんと私:郵便局[入りきらない荷物をデンマークへ送る]→(徒歩)→自宅戻り[自宅で夫が夕食を作る]


さすがに3日間連続で、丸一日どこかに出かけるのは疲れる&日本人のヘルプ無しではなかなか探しだせないものを買っておきたい、というLさんFさんのリクエストで、この日はさくっと用を済ませて、家でまったりしよう、ということになりました。

11:30頃自宅を出発し、最寄り駅でこの先の旅に必要な列車の指定券を買いました。その後、Lさんと私 / Fさんと夫と子、の二手に分かれて、それぞれショッピングをしました。Lさんと私はガールズショッピングと称して百貨店へ。ついでに百貨店の地下の魚屋で、あらかじめ注文しておいた夕食用の鯛をうけとりました。
 Lさん、百貨店のセールで、お買い得の春物コートとストールをGET。


一方、Fさんはどこで何を買ったかというと、家電量販店でヘッドホン、ホームセンターで玄関用センサーライト、ニトリで珪藻土バスマットを買っていました。Fさんは我が家の風呂で初めて珪藻土バスマットに遭遇し、その使い勝手の良さに大感動し、「うちのシャワー室にほしい、絶対買って帰る!」と言っていたのでした。私もそのシャワー室は知っていますが、シャワーカーテンを引いても水が床に広がるので、足元は常に水びだし。珪藻土マットがあったら、足の裏が壮快だな~と思っていたのでした。

再び合流し、外で昼食を食べて、15時ごろ自宅に戻りました。少し休憩して、LさんとFさんはパッキングにとりかかりました。ここで問題発生。ニトリの珪藻土バスマットが大きすぎてスーツケースに入らない。いろいろ考えた結果、郵便局から直接、デンマークのFさん宅に送ることにしました。ということで急遽、郵便局へ。この日が平日でよかったです。そして、バスマット本体よりも高い送料をかけてデンマークに送ったのでした。送料がもったいないですが、この先もずっとマットを引っ提げて旅行するのも煩わしいので、これでよかったかなあと。Fさんと私は散歩しながら自宅へ戻りました。この面白い日々も明日で最後なんだなあ、日本に、ここに、Fさんがいて、一緒に歩いているのも不思議だなあ、そんなことを私は思いました。


さて、そのころ自宅では、夫が「鯛の塩釜」づくりに奮闘していました。Lさんは興味津々で、料理の様子を動画で撮影していました。
 こんな大きな鯛、イベントでもなければ買わない…。家にゲストが来ると、いつもは作らないようなご飯をつくるので、自分たち自身も楽しいと知りました。

塩釜を割ると、中から鯛がドーン。

 鯛の塩釜は作るのが割と簡単・美味しい・見た目が華やか・日本料理らしさがあるの四拍子揃っているので、外国人ゲストにふるまうにはおすすめです。


子どもを寝かしつけた後、日本酒(「田酒」をチョイス)をちびちびやりながら4人でお話しました。「日本語に不慣れな中で、手ごろな値段のホテルを自力で探し出すのは私達には難しい。ここに4日間も泊めてもらって、本当に助かったし、面白い経験がたくさんできた。ありがとう。」と言われました。我が家はFさんLさん宅に比べたらほんとに狭くて、泊まるにはいかがなものか?と思っていましたが、思い切って泊めてよかったと思いました。「東京と河口湖と名古屋を観光してみて、場所によって随分違う体験をした。今回だけでなくて、もう一度日本へ来て、今回は行かなかったところに行って、また違う体験をしてみたい。」と言ってもらえて、日本人としてとてもうれしいと私は思いました。

翌4月3日(火)私はLさんFさんと名古屋駅へ行き、新幹線ホームでお見送りをしました。その後、LさんFさんは3泊4日の広島観光を楽しみ、6日に広島から成田空港まで無事に列車を乗り継いで移動、7日にデンマークへ帰っていきました。

嵐のように早く過ぎ去った、とても楽しい5日間でした。夫も私も、おもてなしをするのは大変だけど、相手が驚いたり喜んだりしてくれるのがうれしい、自分たち自身も意外と面白い!と、感想は共通していました。

そしてLさんは靴下を我が家に忘れていきました(笑)。→追記:1年後、私たちはLさんFさん宅を訪問し、無事に返すことができました。

2018年4月1日日曜日

デンマークのホストファミリー初来日をおもてなし!その3:2018/4/1

4月1日(日)

<今日のプラン>
出発→(電車)→キリンビール名古屋工場[見学、昼食]→(タクシー)→名古屋城[見学、お茶]→(電車)→百貨店[お土産と夕食食材買い出し]→(徒歩)→自宅戻り[自宅でFさんが夕食を作ってくれる]


朝食後、自宅を出発。JRで枇杷島駅へ。キリンビール名古屋工場への送迎バスに乗り、ビール工場へ。見学は、1か月ほど前に電話で予約しておきました。合わせて、工場敷地内にあるレストランも予約しておきました。
枇杷島駅⇔ビール工場間を、バスが定期的に運行しています。


見学は日本語Onlyでしたが、Fさんは趣味でビールに造詣が深いので、私がかいつまんで通訳した内容で大方のことは理解していました。また、ビールの製造にさほど興味がなくても、面白いコーナーは随所にあったので、Lさんも楽しめたようです。なお、見学はベビーカーや車いすでも可能です。

 トリックアート写真撮影コーナー。手持ちのスマホで係の方が写真を撮ってくれます。


 VRゴーグルをのぞくと、ビールの缶の視点で工場内を360度見ることができます。
自分自身がビールの缶になった気分が味わえます。


そして、ビール大好きの我らが心待ちにしていたのが、見学コースの最後についてくる、ビールの試飲!
試飲コーナーに通されて、3種類くらいが試飲できます。アルコールが飲めない人用
に、ソフトドリンクやノンアルコールビールもあります。

ビールの味をじっくり比べられるテイスティングシートもあります。

 ビールはサーバーで注いでもらえます。


試飲には30分?程度の時間制限があります。
ドリンク類は常識の範囲内でおかわりできます。
おつまみは柿の種が1袋いただけます。


 試飲含め、およそ1時間半の見学でした。見学の後は、見学出口のすぐ横にあるレストラン「ブルワーズハウス」で昼食。ニューヨークスタイルレストランで、メニューはハンバーガーやサンドイッチ系が豊富でした。工場直送のキリンビールも飲めます。ランチメニューの価格帯は1500円前後だったので、ひとりおおよそ2000~2500円程度で、ご飯とビールを1杯、という感じです。キッズメニューもありました。

自ら父母のそばをはなれ、Fさんの横に座ってご飯を食べる我が子。


レストランでタクシーを呼んで、タクシーで名古屋城へ。

「デンマーク人がはるばるここまでたどり着いて見たものは、"ØL"だった!この石垣をつくった人は、遠い未来にデンマーク人がここに来ることを知っていたのかもしれない。」
と冗談を言うFさん。"ØL"は、デンマーク語で「ビール」という意味です。


この日は観光客が大変多かったので、天守閣の見学はしませんでした。代わりに敷地内のお茶室へ。
テーブル席でお菓子とお抹茶をいただくこともできますが、
Lさんは思い切って、和室のお茶席でいただくことにチャレンジ。

 この日のお菓子は、名古屋の有名なお菓子処・松河屋老舗の羊羹でした。

帰りに忍者に遭遇…サッとポーズをとってくれる忍者の方、プロでした。


地下鉄と電車を乗り継いで自宅の最寄り駅へ。切符を買うとき、LさんとFさんはなぜか「2000円札」をたくさん持っていて、「使えないところが多くて困っている。」と言うので(笑)、私の1000円札と両替しました。デンマークで予め日本円に両替をしたら、全部2000円札でもらったとのこと。その存在すら忘れていましたが、まだ出回っていたのですね。2000円札。

最後に晩ごはん食材とお土産のお買い物。お茶に興味があるLさんは、お茶屋さんでお抹茶と茶杓と茶筅直しを購入。「今日は自分が晩ごはんを作る!」と息巻くFさんは、牛ひき肉1㎏!と地ビールを大人買い。Fさん自腹とはいえ、豪快で見ていて楽しい…。18時ごろ、自宅に戻りました。
 Fさんが大人買いした地ビールで、我が家の冷蔵庫が占拠されました。


ビールを飲んで一息ついて、Fさんの晩ごはんづくりが始まりました。我が家のせまいキッチンで、なんとかがんばっていただきました。Fさんに作っていただいたのは、デンマークの伝統料理であり、Fさんの十八番でもある〝Hakkebøf(牛ひき肉のハンバーグのようなもの)”でした。
Hakkebøf。じゃがいもを添えていただきます。


夕食の後は、FさんLさんの次の旅行先である広島行きの新幹線と、広島から成田空港までの列車を調べました。FさんLさんは"JAPAN RAIL PASS"を持っていて、所定の期間内は、東海道新幹線はこだま・ひかり、JR在来線は全線に乗ることができます。みどりの窓口で事前にとっておけば、新幹線や在来線特急の指定席にも乗れます。

しかし、名古屋→広島はまだしも、広島→東京間をひかりとこだまだけで、乗換をできるだけ少なくして乗り継いでいくのは、いささか外国人には高度な時刻表活用テクニックが要求されるのではないかと、私は自分で調べてみて思いました。しかも、東京駅での新幹線から成田エクスプレス乗換は、日本人でもなかなか難しい。なんとかスムーズに品川乗換で成田空港まで行ける乗り継ぎを見つけ出して、明日の朝、自宅の最寄り駅で指定券の予約をすることにしました。
これがJAPAN RAIL PASSです。外国人観光客だけが買えるもの。私も初めて見ました。
(犬の絵で隠してあるところは、パスポート番号等の個人情報。)


今日も一日満喫して、22時ごろに全員パタッと寝てしまいました。

2018年3月31日土曜日

デンマークのホストファミリー初来日をおもてなし!その2:2018/3/31

3月31日(土)

<今日のプラン>
出発→(車)→私の実家[近所の散策、昼食、お茶]→(車)→自宅→(徒歩)→スーパーマーケットの見学→(徒歩)→戻り


朝食は、デンマークのホテルの朝食ビュッフェを参考に、できる範囲でもてなしました。グラノーラ、ヨーグルト、牛乳、オレンジジュース、トマトジュース、バゲット、コーヒー、バター、ジャム。

9:00に車で自宅を出発。車で1時間半の、私の実家へ向かいました。途中でケーキ屋に立ち寄りました。この地方では断トツに美味しいケーキと私が豪語する、ピエールプレシュウズです。ここのケーキを、ぜひLさんFさんに食べていただきたかった!
開店前からこの行列。午前中にはショーケースのケーキがほぼなくなります。

Lさんもお店に一緒に入りました。ケーキの精巧さに感動していました。


ケーキを買うのにひたすら並んで30分を要し、お昼前に私の実家に到着。ホストファミリー夫妻と私の父母は初対面。父母は日本語しか話せないので、私が通訳に回りましたが、なぜか昔飼っていた犬の話やら、カメラの話やらで盛り上がっていました。

ド定番のお寿司とてんぷらでおもてなし。
こんな上等な寿司、今まで実家で食べたことない!と私は心の中で叫んだのであります。


お昼ご飯のあとに、近所の神社へ。この日の気温は、3月下旬としては異様な温かさの26℃。そして桜はまさに満開。LさんFさんは初来日で満開の桜に遭遇するとは、運が良い方々です。
このローカルな神社にデンマーク人が参拝するのは、
歴史上これが最初で最後ではないかとおもわれます。


神社から戻り、ケーキタイム。Lさんが、私の母に、「彼女がデンマークの私たちのところに来てくれたのは奇跡。出会いに感謝している。」と言ってくれたことが、私はとてもうれしかったです。
ピエールプレシュウズのケーキたち。眼福眼福。


車で自宅に戻るとき、子がなぜか泣き叫び続け、社内は騒音地獄でした。こういう時に限っておしゃぶりを持っていない。後部座席でLさんと私がデンマーク語の手遊び唄をうたっても効果なしのまま走り続けました…。

自宅に戻り、近所のスーパーマーケットへ。これはLさんのたっての希望で、日本の日常生活のことを知りたいとのことでした。お米がキロ単位の袋で売られていること、緑茶や海苔の種類が豊富なこと、肉の売り方がこぢんまりしていることなどに驚いていました。

今日も一日堪能し、21:30に解散。
一日中好きなことばかりした日は、パタッと眠りにつけます。

2018年3月30日金曜日

デンマークのホストファミリー初来日をおもてなし!その1:2018/3/30

デンマーク滞在時代にお世話になった、私のホストファミリーのLさんFさん夫妻が、満を持して日本観光にやってきました。彼らは約2週間の滞在で、東京-名古屋-広島をめぐりました。途中の名古屋では私の家に4泊し、あれこれ満喫していきました。

3月30日(金)

<今日のプラン>
出発→(車)→名古屋駅[LさんFさんピックアップ]→(車)→保育園[子どもピックアップ]→(車)→自宅戻り

数日前から東京周辺を観光していた彼ら。この日は富士山を間近で見ようと、河口湖のホテルに宿泊していました。15時ごろ名古屋駅に到着の日程で、東京駅から東海道新幹線で移動する予定でした。私が「河口湖駅で東京駅行きの高速バスに乗ってね。」と、時刻表も調べて連絡しておいたものの、間違えて三島駅行きのバスに乗ってしまったと連絡がきました。
彼らの新幹線切符は、"Japan Rail Pass"という外国人観光客専用のもので、東海道新幹線は こだま と ひかり しか乗れないものでした。三島駅は発着本数も東京駅より少ないので、あわてて時刻表を調べ、乗るべき新幹線と、待ち合わせ場所を連絡しました。

新幹線の到着に合わせ、こちらは車で名古屋駅へ。エスカの地下に車を止めて、銀の時計前で待ちます。本当に現れるのか…?

…本当に現れた!ああ、よかった。


ホストファミリー夫妻に名古屋で会うなんて、なんだか信じられないまま、我が家の愛車に乗って出発。車内でポツリポツリ話をしているうちに、私のデンマーク語もよみがえってきました。

家に戻る前に、長女を保育園でピックアップ。Lさんが驚いていたのは、お迎え時は園児を玄関で引き渡すことでした。私が「おそらくセキュリティを重視してのことだと思う。」と話すと、Lさんは「システムがしっかりしてるね!」とのこと。Lさんはたまに、孫を息子夫婦の代わりに保育園に迎えに行くことがあるけれど、園児のいる部屋に入って行って勝手にピックアップして、先生に声かけて終わりだよ、と言っていました。息子夫婦の住む場所はそれなりに都会だったはずですが、ずいぶんのんびりした話です。

家に到着後、さっそく家全体を案内し、LさんFさんが泊まる部屋と、風呂やトイレの使い方を説明しました。泊まる部屋は畳の和室に布団で、こちらとしてはベッドが用意できないし、部屋に鍵もかからないしで申し訳ないなと思っていたのですが、意外にもLさんFさんは大喜び。普段と違う、日本ならではの体験ができることがうれしいと話していました。

今日のご飯は、軽めにドライカレー&春菊とツナの炒め物。加えて、地ビールいろいろ。夕食を囲みながら、東京滞在中の話をしてくれました。新宿の人の多さに驚いたとか、都内の夜の公園で、夜桜のお花見をしているとことに遭遇して、日本酒をいただきながら桜を眺めたとか。河口湖に着いたら飲食店が軒並み閉まっていて、インドカレー屋しか開いていなかったとか。
インドカレーを食べまくったところに追い打ちをかけるように
ドライカレーを提供してしまいました…。


久々にお会いして、話は尽きませんでしたが、この日は早々に寝て、明日からの遊びまくりに備えました。

2017年3月19日日曜日

デンマークの液体ミルクを試してみました。

デンマークで買ってきた赤ちゃん用液体ミルクを試しに使ってみました。左が0~6か月の赤ちゃん用、右が6か月以降の赤ちゃん用です。うちの子は6か月になりたてなので、まず左の0~6か月用のミルクを試してみました。容量200ml、スーパーでひとつ8.95DKK(=約145円)です。


このミルクは常温保管ができます。賞味期限(Bedst før)はパッケージの上面右端に記載されています。表示は「日.月.年」の順なので、この場合は2017年6月3日まで有効です(私は最初、2017年3月6日と読み間違えて、もう期限が過ぎてしまったかと焦りました。)。開封後は5度以下の冷蔵庫に保存し、24時間以内に使い切る必要があります。冷凍はお勧めしないとパッケージに書いてあります。


パッケージの背面に注意書き(Vigtigt)があります。以下、つたない訳です。多少間違っているかもしれません。
「母乳は乳児のための最良の栄養であり、子どもにはできるだけ長い期間、母乳を飲ませるべきです。
ミルクによる授乳は、Sundhedplejerske*、医師または助産師のアドバイスのもとにバランスの取れた規定食の一部であるべきですSundhedplejerskeは保健関係の専門知識をもち、家庭を訪問してアドバイスをする職業の人のことです。ぴったり一致する職業が日本にあるのか、私にはわかりません。)
ミルクによる授乳は、6ヶ月以上の乳児に対する特定食としてのみ適しているので、生後6ヶ月の間は、母乳の代用として使用するべきではありません。」

いまいちすっきりはっきりしない訳ですが、要は、生後6か月を過ぎるまでは、可能な限り液体ミルクよりも母乳を優先せよ、液体ミルクを与えるなら医療関係者の指導のもと与えよ、生後6か月を過ぎるまでは、液体ミルクオンリーで授乳するのはやめなさい、ということのようです。日本の缶ミルクは、「赤ちゃんにいちばんいいのは母乳です。」という内容が書いてある程度なので、液体ミルクの注意書きのほうがより厳しい書きぶりのような気がします。その割には、液体ミルクは何の規制もなしにスーパーで買えましたが。


液体ミルクの使い方は、使用前にパッケージをよく振って中身を混ぜ、哺乳瓶に中身を移して哺乳瓶ごとお湯で温めるか、封を切らずにこのパッケージごとお湯で温めればよいです。そして人肌に冷まして赤ちゃんに与えます。パッケージごと温められるということは、最悪、哺乳瓶が無い状況下でも、なんとかして赤ちゃんにミルクを与えられそうです。哺乳瓶が無かったり、あっても消毒ができない非常時にはうってつけかもしれません。


栄養成分はこのようになっています。ちなみに、森永の「はぐぐみ」という缶ミルクが、粉100g=512kcal。液体100mlには13gの粉を溶かすので、13g=66.56kcal。したがって、カロリーはこの液体ミルクと大体同じです。同様の計算で脂肪分(Fedt)も大体同じです。


液体ミルクの中身を哺乳瓶に移したところです。色は日本の粉ミルクと大差ないです。液体ミルクにすると、粉ミルクより色が茶色くなると聞いたことがありますが、気にするほど茶色いでしょうか?私は気になりませんでした。


わが子は何の違和感も感じず、ぐいぐいと飲み干しました。その後も特にいつもと変わった様子もありませんでした。

昨今は自然災害で避難生活を余儀なくされるケースが多いので、日本でも早く液体ミルクの製造販売が解禁されてほしいです。

ということで、さっそく署名しました。→「乳児用液体ミルクプロジェクト(Facebook)