2019年7月2日火曜日

第2の故郷デンマークへ里帰り子連れ渡航2 その1:2019/7/2

7月、思い切って、夫、子ども2人、私の4人でデンマークへ行ってきました。

一番の目的は、

  • 昨年生まれた第2子(生後10か月)のお披露目


デンマークに行くのなら夏がよいよね!夏に行くならばついでに、ということで、



そして、よほどのミラクルがなければ、家族で海外旅行はもう経済的に無理でしょう、ということで、

  • 家族4人で最初で最後の海外旅行を楽しむ


ならばデンマーク以外にもう1か国行こう、となり、行くなら前から乗りたかった鉄道路線がある、ということで、

  • 「渡り鳥ルート」とよばれる、ハンブルグ(ドイツ)ーコペンハーゲン(デンマーク)間をつなぐ列車に乗る


 このような調子で、ロスキレフェスティバル2019の日程に合わせて、ドイツのハンブルクとデンマークの私の知人がいる街を巡る12日間の旅を計画しました。

 旅の手配は、全て私がインターネットで個人手配しました。前回2017年の第1子お披露目デンマーク旅行の時のように、旅行会社に手配をお願いしようと思ったのですが、今回は旅程がマニアックすぎたのと、子どもが2人いると旅行会社のカウンターに何度も通うことが難しかったためです。2019年の年明けから、子どもの昼寝の1時間半程度の時間にコツコツと情報を収集し、旅程をかため、パスポートの手配をし、航空券、ホテル、列車の手配をしました。旅行保険は、クレジットカード付帯の保険でカバーしました。夫は自身のクレジットカードの海外旅行保険を使うことにしました。子どもの分の保険が必要なため、家族も自動でカバーする海外旅行保険がついたクレジットカードを探し、私がそれに入会しました。

 今回、私は飛行機(フィンエアー)の座席を予約購入しました。行きと帰りの日本発着の便の、バシネットがつけられる席のみ購入しました。合計1万円強。以前の旅行の時は、座席は無料で事前予約できたのですが、現在のフィンエアーは、座席は搭乗36時間前のチェックイン開始以前に座席を確保したい場合は有料となっています。チェックイン開始後は早い者勝ちで無料で座席確保ができます。バシネット席は機内に1席しかないため、他に赤ちゃん連れの方がいると利用できない=ずっと子どもを自分の膝の上に乗せていないといけない、となります。それだけは絶対に避けたかったので、痛い出費ですが購入しました。

 旅の荷物は、以下のとおりです。2歳10か月と0歳10か月の子どもを連れていくにあたり、荷物は最小限にまとめました。消耗品は現地で手配しなくても済むギリギリの量を持っていきましたが、足りなければ現地で手配すればよい、というつもりでした。ベビーカーは持っていきませんでした。すべておんぶと抱っこで対応しました。手荷物は夫と第1子の分、私と第2子の分で別々に持ちました。これは、夫と第1子は座席を予約購入しなかったため、夫と第1子が私の席と離れる可能性があったためです(結果、私の席の隣になって安心したのですが)。


  • 大きなスーツケース1個(4人の服、洗面用具等、知人へのお土産)
  • スーツケースに取り付けられるボストンバック(おむつ等の消耗品)
  • リュックサック(夫と第1子の手荷物)
  • マザースバッグ(私と第2子の手荷物)
 
 また、以下のように、物理的に楽ができるサービスには惜しみなくお金を使いました。それでも、子ども2人を抱えての移動は大変でした。スーツケースも持って、朝のラッシュの列車に乗っていたら…と思うと、ゾッとします。

  • スーツケースは旅行出発の3日前に集荷をお願いし、出発当日に空港で受け取るように手配(夫のカードのサービスで、500円で集荷配送ができました)
  • 家から最寄駅までタクシー利用
  • 最寄駅から空港まで、乗り換えなしで行ける特急の指定席を確保(平日のラッシュ時間帯の列車に乗らないといけなかったため)


日本ーヘルシンキ間の飛行時間は約9時間でしたが、子どもたちの世話をしていたらあっという間でした。子どもたちが寝ている間はとにかく夫も私も仮眠をとり、起きているときは夫と私が交代で仮眠をとりながら、子どもたちの世話をしました。おかげで子どもたちが激しく泣きわめくこともなく、なんとかヘルシンキまでたどりつきました。

第1子に配膳されたキッズミール。カールスバーグは夫のもの。

10か月の子どもに対しては、バシネットは壁につけるよりも、床に置くほうが安全だと思いました。動いてバシネットから出ようとするので、落っこちそうでひやひやしました。さらにバシネットを壁につけると、自分のスクリーンがバシネットに引っかかって引き出せません。したがって映画も見られなければスマホの充電もできません(通常の座席は、前の座席の後ろにスクリーンがついていますが、バシネットの席は前の座席がないので、アームレストのところから自分のスクリーンを引っ張り出して使います。このスクリーンに、スマホが充電できるUSBの差し込み口がついています)。

バシネット内で眠る第2子。

ヘルシンキでは、EU圏入国のために荷物検査とパスポートコントロールがあります。 
この荷物検査で、私は念のためにと持っていた液体ミルクを没収されてしまいました。分析機器の調子が悪くて中身が判断できなかったから、という職員の言い分でしたが、授乳にミルクが必須の人だったら困ったでしょうね。

パスポートコントロールでは、第1子のパスポートを見て職員がクスっと笑う場面もありました。合法とはいえ0歳5か月の時の写真で入国しようというのだから、そりゃ笑いますね。

そんなわけで、なんとかEU圏に入り、乗り継ぎでハンブルクに到着。周りの人に尋ねながらハンブルク中央駅へ向かう列車に乗り、20:30頃にホテルにつきました。ホテルは駅の目の前にして大正解でした。

ホテルの窓から。21時近くても、まだ明るいです。

子連れという点では、ヘルシンキでストップオーバーするほうが、飛行機の乗り継ぎもありませんし、午後の早い時間にヘルシンキ市街のホテルに入って休憩できるので、よかったかもしれません。

さて泊まったホテル、なんと、お湯を沸かして飲むためのポットがありませんでした。
朝起きるまでペットボトル1本しか水がない…これは盲点でした。ホテルに入る前に、ミネラルウォーターを1本買っておくことをお勧めします。

0 件のコメント:

コメントを投稿