(過去の参戦記録はこちら)
朝6時起床、夜は空調無しでも20度以下で涼しく、とてもよく眠れました。朝10時にRoskilde駅で私の元ホストパパと待ち合わせ、バスで一緒に会場へ向かいました。
今回、夫と私は7月6日のみ入場可能な1-dayチケットを買いました。子どもたちは無料です。無料ですが、子どももアームバンドはつけてもらいました。バンドについているオレンジのチップは何?と思いきや、なんとフェスでの各種購入に使うチップでした。
今回、私が一番驚いたのが、フェスの完全キャッシュレス化でした。現金は公式に使用禁止でした。クレジットカード、またはRF Walletでなんでも購入できました。 RF Walletとは、アームバンドについているオレンジ色のチップの情報と自身のクレジットカードを、スマホの専用アプリで紐つけて、チャージをして買うシステムです。言うなれば「ロスキレペイ」です。フェス会場内の食事やグッズの購入だけでなく、会場に向かうバスや電車の運賃も、スタッフの持っている決済機器を通してカードまたは RF Walletで払うシステムでした。
私も RF Walletに初挑戦しました。専用アプリ(無料)をスマホにダウンロードし、アームバンドの裏に書いてあるコード番号と、自身のクレジットカード情報を、アプリ上で紐付けて登録完了。アプリ上で必要な金額をチャージし、決済機器にアームバンドのチップをかざすだけで支払い完了。クレジットカードと違い、暗証番号を入力する必要もありませんでした。チャージ金額が足りない場合は、残額をクレジットカード払いにもできたので、チャージの無駄もありませんでした。
専用アプリのホーム画面。”INSERT MONEY”をタップして、必要な金額をチャージします。チャージには上限がありました(いくらだったか忘れました。)。
支払いをすると、このように、どこで何を買ったかも履歴が表示されます。私は500DKKをチャージして、公式グッズを500DKK以上買ったので、差額をクレジットで払いました。なのでアプリ上では500DKKがごっそり引かれています。もっと何か買いたい場合は、またチャージをすればよいです。なお、フェスが終わった後は、このアプリを開いても、チャージができない仕様になっていました。
そんなわけでホットドックとビールにありつきました。キャッシュレスは手元からお金がなくなる感覚がないので、躊躇なく何でも買いそうで怖かったです…。Fさんと話をしながら、フェスに毎年参戦している他の友人たちが来るのを待ちました。そして2012年以来、7年ぶりの再会。彼らに会えた時、なぜか友人も私も泣いてしまいました(笑)。
そのまま皆で軽く食事をした後、友人たちがキャンプをしている場所に案内してもらいました。
キャンプエリアに行く途中で見かけた、クリエイティブな立ちション用トイレ(笑)。
余談ですが、「あなた、ちゃんと旦那さんに、ロスキレフェスティバルの会場は汚いところはとても汚いからびっくりするなよって予め説明しておいた?」と若干本気で心配する友人に、「とりあえずフェンスには近づくなと言ってあるよ。」と 返す私がいました。
一般のテントスペースは相変わらずのカオス。友人らは「GET A CLEAN」ゾーンという、きれいに場所を使いたい人が追加料金を払って集まるテントスペースにテントを張っているので、こんなに汚くはありません。
自分の娘がフェスの会場を闊歩している。なんか不思議。
友人たちといったん別れ、コンサート会場を回り、公式グッズを買いました。ああ、またここに帰ってきた!!私が初めてロスキレフェスティバルに行ったのは2009年。10年後に家族をひきつれて同じ場所に立つと、誰が想像できたでしょうか。
歩いていったんホテルに帰着。ホテルは会場の裏口から歩ける距離だったので助かりました。夕方まで子どもたちの食事や寝る支度等々をして、午後6時。夫に子どもたちを任せ、私一人だけ会場に戻り、友人たちとフェスを楽しみました。ありがとう、夫。
夕方からは天候も回復。
NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDSのコンサート。今回、たまたま聴いて一目惚れならぬ一聴惚れ。配信かCDを買います。
晩ごはん。75DKK。
日が暮れてくると、Tシャツの上から厚地の長袖を2枚羽織っても肌寒かったです。
この日のトリ、THE CURE のコンサート。
コンサートは続いていましたが、私は0時半に退散。友人たちに別れを告げ、ホテルに戻りました。ここまで来るにはお金も手間もずいぶんかかったけれど、それでも会いたい人たちがいて、聴きたい音楽があることが幸せでした。
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