Roskilde Festivalではテント生活のため、太陽が上まで上ってくると、私はどんなに眠くても目が覚めてしまいます。7月のデンマークは、日の入りが遅くて日の出が早い。というわけで、だいたい7:30には太陽が高いところまで上っていて、目が覚めてしまいます。私のように太陽に身体が連動してしまうけれど、もっと長く寝ていたい人は、アイマスクをつけるとか、テントを黒い布で覆うとか、日光対策が必要かもしれません。
2日目~最終日のコンサートは昼の12:00ごろからスタートなのですが、私は昼のコンサートを捨てて、コペンハーゲンへ。目的は、eccoの靴を買うこと。
そのまえに、日本人にはなじみぶかい、ここで腹ごしらえ。日本に帰ればいくらでも行けるというのに・・・。
朝っぱらからチーズケーキを食べる。こういうベイクドチーズケーキが、なぜかデンマークのパン屋やカフェにはあまりないのです。
で、ストロイエのeccoに行き、ほしかった靴を無事購入。セールで800DKK→400DKKになっており、なおかつ円高、なおかつ免税なので、日本のeccoで正規の値段で買うより、かなりお得に買えました。
のんびり16:00ごろ戻って、コンサート会場へ。18:00のコンサートまで散策。これは、デンマークの郵便局が企画したもので、Roskilde Festivalのトレードマークである「オレンジのテント」が印刷された封筒に、好きなことを書いて展示できるというもの。もちろんポストもあり、郵便も送れます。切手はどうするかというと、携帯のSMSで買えるのです。携帯で、郵便局の指定番号に、指定の言葉を書いてSMSを送ると、自分の携帯にコード番号が送られてきます。 そのコード番号をハガキや便箋に書いてポストに入れれば、切手なしで送れるのです。切手の代金は毎月の携帯代と一緒に請求されます。このシステム、2009年あたりからデンマークで普及し始め、電車の切符購入でも利用されています。なかなか便利なので、日本でも普及してくれればいいのに。
私がウケたのがこのハガキ。
該当箇所にチェックを入れて家族や友達に送ろう、というものですが、
「天気がいいよ。」
から始まって、最後の方は
「ビールもっと送って!」
「替えの下着がもうない!」
「ちょっと自分の身体が臭いけど、まあいいか。」
「二人用テントが揺れてる。ヤってる!」
「もう家には帰らないよ!」
など、けっこう過激な選択肢が並んでいます。これを郵便局が作ってしまうとは。デンマークのこういう冗談はけっこう好きです。
はやくコンサート行けよ、って感じですが、やっと本日最初のコンサートへ。MATTHEW DEARです。すごいノリノリのダンスミュージックでした。いくつかある18時台のコンサートから、消去法で選んで行ったのですが、思いのほかよかった!
その後、コーヒーを買いに行ったら、ホストファミリー(Roskildeにかれこれ20年近く参戦し続けているおじさんの息子)に偶然会いました!これはすごく珍しいことです。なんせ、会場には数万人近い人がいるわけで。会えてよかった!
で、続いてMASTODONのコンサート。彼らのことは全然知らないけれど、大御所のようなので聴いてみようということで。
コンサートより、自分の前にいた、この人たちが気になってしまいました。真ん中の人のセーター、Festival用に手編みで作ったみたいです。左肩に、「お母さん作」と編んであります・・・。
お母さんセーターの隣の人は、ズボンに穴が開いていて、尻に直接、オレンジテントが描いてあります。
・・・はい、しっかり22:00に眠くなってしまい、撤収。ほんとにやる気(コンサートを聴く気)のない一日でした。しかし、ここまで時差ボケに踊らされるとは。
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