2011年7月2日土曜日

日本から参戦!ロスキレフェスティバル(Roskilde Festival)2011 第4回

参戦3日目 2011年7月2日

雨の音で目が覚めました。私の誕生日だったので、朝からどしゃ降りでした。 私が参戦したRoskilde Festivalは、毎年、全日よい天気だったので、面食らいました。 

9:00頃までテントでごろごろしていると、外からデンマークの誕生日ソングが聞こえてきました。
"I dag er Syltetoejsglas' foedselsdag furra! furra! furra!..."
テントを開けると、Roskilde友達が、カッパを着て私のテントの前で歌っていました!こちらも早速、日本から持ち込んだ、仙台の日本酒をふるまって。雨は降り続いていたけれど、とても幸せな誕生日の朝を迎えました。

誕生日の日の私のテント。玄関が作られていました。

昼から雨が上がり、Roskilde友達数人と、今年の目玉、FestivalスポンサーのTUBORGが提供するグライダーに挑戦しに行きました。


このグライダー、空からFestival会場全体を見下ろしながら、そのままコンサート会場に入れちゃうというものです。

このグライダーに乗るには、デポジットの飲用缶を20個集めてもっていきます。わざわざ自分の飲んだビールの缶を20個とっておかなくても、グライダーのあるところまで歩く間に、20個は余裕で拾えます。みんな、その辺に捨てるので...(Roskilde Festivalに参加する人が日常もポイ捨てするような悪質な人ばかり、というわけではなく、このフェスの雰囲気がそうさせるだけのような気がします。ゴミになった缶を集めてデポジット金を換金し、食事代を浮かす人もいるので、ゴミ山ができることはないです。)。

上の写真の缶の裏面。Roskilde仕様。

並んでグライダーの順番を待っていたのですが、結局、強風等々の都合で中止になり、グライダーでコンサートへ!の夢はかないませんでした。残念。

気を取り直して、Arctic Monkeysのコンサートを、ステージ前で見ることに。メインのオレンジテントのコンサートは、オレンジテント脇の専用入り口を通って、ステージ前で見ることができます。ただし、入場には人数制限があるので、人気があるアーティストほど、早く行って専用入り口前で待たないといけません。大トリのアーティストは、その前の前のコンサートあたりから行列ができるほど。Arctic Monkeysの場合は、なぜかコンサート開始1時間半前でもステージ前に入れたのでラッキーでした。Arctic Monkeysって、そんなにマニアうけなんでしょうか?



ステージ前は臨場感がすごいですが、音は割れ気味。むしろ、離れて芝生の上で聴いているほうが音楽としてはよいです。こんな立派なスピーカーがあるので。


今日の天気。肌寒いですが、夜は星空が広がるようです。

どうでもいいネタですが、よーく目をこらしてみると、オレンジテントの中央のスピーカーの上の、テントの骨組み部分に、アヒルのマスコットがはまっています。

19:30、Arctic Monkeysのコンサート開始。遠くの芝生の上で聴いているのとは、熱狂感が全く違います。皆、ひしめきあって、おどって、ジャンプして...あっという間の1時間半でした。







このコンサートの間、雷鳴がしていたのですが、コンサートが終わった途端に、夕立が来ました。大半の人は店やコンサートテントの中に避難しましたが、中には大雨の中、両手を天に伸ばして「これぞRoskilde---------!!」なんて叫んでいる人やら、写真のように、簡易避難所を勝手に作る人やらいて、なかなかシュールでした。いいのです。フェスですから。

THE STROKESのコンサートは、雨が上がるまで待ってから行われました。少しずつ日が落ちて、星空が少しずつ現れて幻想的なムードに。新しい1年を、いい経験でスタートできました。

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