2014年11月15日土曜日

新婚旅行(スウェーデン編)

2014年11月15日~24日の10日間で、新婚旅行に行ってきました。
この旅行では、デンマークの私がかつて住んでいたところへ、お世話になった人々に結婚報告と夫の紹介をかねて会いに行きました。
 
デンマークに行く前に、スウェーデンのストックホルムも観光しました。夫は北欧への旅行は初めて、私はかつて何度かスウェーデンに行きましたが、ストックホルムはじっくりと観光したことがなかったので、2人とも新鮮で大満足の旅行になりました。

旅の日程
<スウェーデン編>
11月15日 成田出発。コペンハーゲン経由でストックホルムへ。ストックホルムに夜到着
11月16日 王宮、ノーベル博物館、現代美術館(Moderna Museet)を観光
11月17日 旧市街散策、観光船で運河をクルーズ(Royal Canal Tour)、デパートでお買い物
11月18日 デンマークへ移動、コペンハーゲン、オールボー経由でSindalへ移動、知人宅泊まり 

----------------------------------------------------------
11月15日
われら夫婦の荷物はこれだけです。少なっ。デンマークでは知人宅に泊まるため、洗濯機を貸してもらえるということで、衣類が少なくてすみました。お土産のほとんどはあらかじめ注文しましたし、現地で買うものは送ってしまうか、機内持ち込み手荷物にして持ち帰るので、大きいスーツケースは却下しました。このサイズのスーツケースなら、私でもいざというとき持ち上げられますし、いざとなればガラガラと転がしながらでも観光できるので、気分が楽でした。
 
 
出発当日の朝、私たち夫婦は名古屋駅より新幹線、京成線を乗り継いで成田へ向かいました。しかし当日、横浜で人身事故か何かのトラブルがあり、新幹線が遅れ気味でした。ここはやはり、前日遅くにでも成田に入って宿泊したほうが、気持ちに余裕があってよかったかもしれません。もしくは、名古屋からフィンエアーあたりで北欧入りするか。あえて成田出発にしたのは、スカンジナビア航空のコペンハーゲン直通便があったからなのですが、機内食事時のアルコールは有料になったわ、機内食はしょぼくなったわで、直通以外のうまみがほぼなくなっていました。
 
 
なんだかしょぼくなったエコノミーの機内食。ケーキとパンが不味いのは前からだった(笑)としても、ちょっと前まではここにCarlsbergのビールが1本ついて、それだけでワクワクできたのに・・・。
 
 
なんだかんだ言いつつも、現地の夕方、コペンハーゲンに到着。空港内で腹ごしらえをして、ストックホルムへ。無事にホテルに着いたのは現地時間の20時ごろでした。
 
 ----------------------------------------------------------
11月16日

少し早く目が覚めてしまったので、朝食を早々にとって、9:30ごろには外出しました。ノーベル美術館へ向かう路地をゆっくり歩いて散歩しました。空気が冷たくて気持ちが良かったです。店が開く前から、写真のようにショウウィンドウには明かりがついているので、それを眺めているだけでも楽しいです。ふと、ある店のショウウィンドウが目に留まりました。猫の絵が描かれたお盆が飾ってあったのですが、夫も私も一目ぼれしてしまいました。この日は店が休業っぽかったので、翌日あらためて買いに行こうと決めました。
 
 
ノーベル博物館に到着したのですが、まだ開館まで時間があったので、先に王宮を見に行きました。

 
 
ノーベル博物館では、ノーベル賞のこと、設立者ノーベルの生涯、歴代の受賞者と受賞内容等を知ることができます。2014年の日本人受賞者について紹介しているパネルが、もう既にできあがっていました。
 
 
ノーベル博物館に併設されたカフェでは、授賞式の晩餐会で出されるものと同じアイスクリームが食べられます。メダルをかたどったチョコレートがつきます。ちなみにこのメダルチョコは、お土産としてミュージアムショップで買えます。
 
 
このカフェの椅子の裏には、歴代の受賞者のサインがあります。そしてなぜか、IPS細胞の山中教授がサインした椅子だけは、天井からつってあります。日本人観光客が見たがって椅子を裏返しまくるから?なんでしょうか・・・。
 
 
博物館のあとは、旧市街でいちばん細い通りを抜けて、エステルマルム地区の国立美術館を目指しました。


 
ところが、国立美術館は改装中で展示を見ることができませんでした。予定を変更して、橋を渡った先のシェップスホルメン島にある現代美術館(Moderna Museet)へ行きました。夫も私も現代美術はよく分からないのですが、分からないほうが作品を純粋に楽しめたような気がしました。


現代美術館へ向かう橋には王冠がついていて、かわいいです。


 ひとしきり歩いて、18時ごろホテルに戻りました。今日の晩御飯は、ホテルのテイクアウトメニュー。夫の英語力を鍛えるため、あえて夫一人でホテルのフロントに買いに行きました。夫は写真右の、蒸した鶏肉の入ったサラダをいたく気にいっていました。私もかつて、自分が話す外国語がはじめて通じて、思ったとおりのものが得られたときは、すごくうれしい気持ちになったことを思い出しました。私もデンマーク語が通じて電車の切符が買えたとき、うれしすぎて窓口のおばちゃんの前で泣いたなあ・・・。
 
----------------------------------------------------------
11月17日
 
朝から市街を散歩しつつ運河へ向かい、午前中はRoyal Canal Tourという、運河をクルーズできる観光船に乗船しました。


船内の様子。ヘッドホンで見どころをガイドしてくれるスタイルでした。日本語のガイドもありました。ガイドを聞かずにボーっと景色を眺めたり、面白そうな建物を見つけるとガイドを聞いてみたり、自分で選択できる点がよかったです。


1時間強のゆったりコースです。


クルーズのスタートは、エステルマルム地区の重厚な建物の間を抜けていくのですが、どんどん進むと、静かな自然の中に溶け込んでしまいます。1時間で、歩くのとはまた別の視点でストックホルムのいろいろな風景を楽しめるので、私はこのクルーズをおすすめします。



クルーズの最後に、王宮の前を通りました。運河から見る王宮も視点が新鮮でよかったです。


ランチはいったんホテルに戻り、ホテルのランチビュッフェを利用しました。私たち夫婦の泊まったホテルは、無料の朝食ビュッフェがついていたのですが、意外にその朝食がおいしかったので、夫も私も、ランチが食べてみたいと思ったのでした。私は経験上、北欧の外食は日本と比較して、消費税でお値段がはる割には当たりはずれが大きいと思っていたので、美味しいと分かったところの食事を十分に堪能するほうが、やみくもに飲食店を探すよりもよいと思っていました。食事が不味いと、夫も私もテンションが下がる性格なのです。



十分に腹ごしらえをした後は、昨日見つけた「一目ぼれした猫のお盆」を買いに行きました。無事に買うことができました。このお盆は現在、私たち夫婦の家の壁に飾られています。


さらに、市街地のデパートへ。15時過ぎには日が沈んで、夜のようになってしまいましたが、街は完全にクリスマスモードで照明も明るく、歩いているだけで心が躍りました。
 
----------------------------------------------------------
11月18日
 
早朝7時から、デンマークへ向けて移動を開始しました。
 
 
中央駅から空港へ向かう列車。




コペンハーゲン空港。どこまでも続く動く歩道。この写真を見てピンと来る人は、オールボーまで飛行機でいったことのある人。


オールボー行きの飛行機は、あいかわらず直乗り・・・。


13時ごろ、オールボー空港に到着!私の元ホストファミリーが迎えにきてくれました。


晩御飯は元ホストパパFさんの十八番、デンマーク料理の「ハッケベフ」でした! この日は移動の疲れで、早々に就寝・・・。
 
 
 
新婚旅行(デンマーク編)に続きます。

0 件のコメント:

コメントを投稿