2019年7月6日土曜日

第2の故郷デンマークへ里帰り子連れ渡航2 その4:2019/7/6

7月6日
ロスキレフェスティバルに行きました。2012年以来、7年ぶりの参戦です。
(過去の参戦記録はこちら
朝6時起床、夜は空調無しでも20度以下で涼しく、とてもよく眠れました。朝10時にRoskilde駅で私の元ホストパパと待ち合わせ、バスで一緒に会場へ向かいました。

今回、夫と私は7月6日のみ入場可能な1-dayチケットを買いました。子どもたちは無料です。無料ですが、子どももアームバンドはつけてもらいました。バンドについているオレンジのチップは何?と思いきや、なんとフェスでの各種購入に使うチップでした。

今回、私が一番驚いたのが、フェスの完全キャッシュレス化でした。現金は公式に使用禁止でした。クレジットカード、またはRF Walletでなんでも購入できました。 RF Walletとは、アームバンドについているオレンジ色のチップの情報と自身のクレジットカードを、スマホの専用アプリで紐つけて、チャージをして買うシステムです。言うなれば「ロスキレペイ」です。フェス会場内の食事やグッズの購入だけでなく、会場に向かうバスや電車の運賃も、スタッフの持っている決済機器を通してカードまたは RF Walletで払うシステムでした。

私も RF Walletに初挑戦しました。専用アプリ(無料)をスマホにダウンロードし、アームバンドの裏に書いてあるコード番号と、自身のクレジットカード情報を、アプリ上で紐付けて登録完了。アプリ上で必要な金額をチャージし、決済機器にアームバンドのチップをかざすだけで支払い完了。クレジットカードと違い、暗証番号を入力する必要もありませんでした。チャージ金額が足りない場合は、残額をクレジットカード払いにもできたので、チャージの無駄もありませんでした。

専用アプリのホーム画面。”INSERT MONEY”をタップして、必要な金額をチャージします。チャージには上限がありました(いくらだったか忘れました。)。

支払いをすると、このように、どこで何を買ったかも履歴が表示されます。私は500DKKをチャージして、公式グッズを500DKK以上買ったので、差額をクレジットで払いました。なのでアプリ上では500DKKがごっそり引かれています。もっと何か買いたい場合は、またチャージをすればよいです。なお、フェスが終わった後は、このアプリを開いても、チャージができない仕様になっていました。

そんなわけでホットドックとビールにありつきました。キャッシュレスは手元からお金がなくなる感覚がないので、躊躇なく何でも買いそうで怖かったです…。Fさんと話をしながら、フェスに毎年参戦している他の友人たちが来るのを待ちました。そして2012年以来、7年ぶりの再会。彼らに会えた時、なぜか友人も私も泣いてしまいました(笑)。
そのまま皆で軽く食事をした後、友人たちがキャンプをしている場所に案内してもらいました。

キャンプエリアに行く途中で見かけた、クリエイティブな立ちション用トイレ(笑)。
余談ですが、「あなた、ちゃんと旦那さんに、ロスキレフェスティバルの会場は汚いところはとても汚いからびっくりするなよって予め説明しておいた?」と若干本気で心配する友人に、「とりあえずフェンスには近づくなと言ってあるよ。」と 返す私がいました。

一般のテントスペースは相変わらずのカオス。友人らは「GET A CLEAN」ゾーンという、きれいに場所を使いたい人が追加料金を払って集まるテントスペースにテントを張っているので、こんなに汚くはありません。

自分の娘がフェスの会場を闊歩している。なんか不思議。

テントの周りで皆で飲みながら話しました。私は日本のお土産として、キットカット抹茶味、ブラックサンダー、クラッツ、コロログミを持っていきました。クラッツとコロロの消費が早かったです。子どもたちは皆にかわるがわる抱っこしてもらっていました。

友人たちといったん別れ、コンサート会場を回り、公式グッズを買いました。ああ、またここに帰ってきた!!私が初めてロスキレフェスティバルに行ったのは2009年。10年後に家族をひきつれて同じ場所に立つと、誰が想像できたでしょうか。

歩いていったんホテルに帰着。ホテルは会場の裏口から歩ける距離だったので助かりました。夕方まで子どもたちの食事や寝る支度等々をして、午後6時。夫に子どもたちを任せ、私一人だけ会場に戻り、友人たちとフェスを楽しみました。ありがとう、夫。

夕方からは天候も回復。

NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDSのコンサート。今回、たまたま聴いて一目惚れならぬ一聴惚れ。配信かCDを買います。

晩ごはん。75DKK。

日が暮れてくると、Tシャツの上から厚地の長袖を2枚羽織っても肌寒かったです。

この日のトリ、THE CURE のコンサート。

コンサートは続いていましたが、私は0時半に退散。友人たちに別れを告げ、ホテルに戻りました。ここまで来るにはお金も手間もずいぶんかかったけれど、それでも会いたい人たちがいて、聴きたい音楽があることが幸せでした。

2019年7月5日金曜日

第2の故郷デンマークへ里帰り子連れ渡航2 その3:2019/7/5

2日間滞在したハンブルクから、コペンハーゲンを経由してロスキレへ、鉄道とフェリーとバスで移動しました。
ハンブルク~Puttgarden~Roedby~コペンハーゲン間の経路は、通称「渡り鳥ライン(ドイツ語:Vogelfluglinie、デンマーク語:Fugleflugtslinien)」とよばれており、ドイツのPuttgardenーデンマークのRoedby間をフェリーで渡ります。その時、電車をフェリーに丸ごとのせます。以前から私が鉄分補給に乗りたいと思っていたルートです。

以前から、渡り鳥ラインは廃止されて海底トンネルに置き換わる、という噂を聞いていたので、今回の旅行の全旅程を決める前に、まだこの路線は存続しているのか、フェリーは運航しているのかをインターネットで調べました。もしもう存続していなかったら、ハンブルクではなく別の都市に滞在してからデンマーク入りするつもりでした。ドイツ国鉄のホームページで、渡り鳥ラインの切符が買えることが分かり、予定通り乗ることに。切符は予め、ドイツ国鉄のホームページでオンライン購入しました。

ところが。出発間近になってもう一度チケットの詳細を見返したところ、デンマーク側のRoedby~コペンハーゲン間が、なんとバス代行になっていたのです。これは盲点でした。海底トンネルへの置き換え工事が進んで、もうデンマーク側の鉄道路線は停止していました。これは盲点でした。しかしもう鉄道をキャンセルしたところで、ハンブルグ行きを変更することはできません。懸念されるのは子ども達のトイレ事情とぐずってしまうことでしたが、「昼寝の時間と重なるからきっと大丈夫!なるようになる!」と、そのまま強行しました。バス代行に気づいていれば、たぶんザルツブルグかプラハあたりを観光して、飛行機でデンマークに向かうルートにしただろうなあ…。

さて、問題の当日。いつものように早朝に朝食を済ませ、8:50にホテルをチェックアウト。余裕をもって駅のホームに到着しました。ハンブルグ、大きい街くらいの印象しか持っていませんでしたが、なんやかんや楽しかったなあ…。


9:21にハンブルク中央駅を出発しました。車両は見慣れたデンマーク国鉄のものです。どうでもいいですが、この列車を見ると、私はペヤング焼きそばを思い出します。列車は4人コンパートメントになっており、私たちはコンパートメント丸ごとひとつ(4席分)を予約しておきました。これで他のお客さんと相席にならず、気兼ねしないで済みました。コンパートメントに机もあるので、子どもに食事をとらせることも楽にできました。

ドイツ側の最終駅であるPuttgarden駅で、車掌がドイツ国鉄の方からデンマーク国鉄の方に交代しました。この駅を過ぎると、線路の先にフェリーの車両庫があり、列車がフェリーにドドーンと入りました。

列車がフェリーにドドーンと入ると、列車の乗客は降りてフェリーのデッキに移動します。大きな荷物は列車内に置いていきます。列車は消灯、鍵がかけられるので、必ず降りないといけません。

デッキに上がるとこんな感じです。 デッキへの入り口は複数あります。後で列車に戻るときに迷わないように、どの入り口から入ったかを覚えておく必要があります。


船の中で食事もできます。
国をまたぐので、ちゃんと免税店もあります。

フェリーは約45分間の航行でした。外を見ながらのんびりしている人が多かったです。

フェリーがデンマーク側に着く直前にアナウンスがあり、その時に列車に戻りました。フェリーが接岸してほどなく、列車はフェリーから線路に出て、デンマーク国境のRødby駅に到着しました。ちなみに、車掌は乗客が列車に戻ったかどうかをいちいち確認していなかったので、戻りそびれたらフェリーに置きざりだと思われます。

列車がフェリーから出ていく様子。車と一緒にフェリーを出ていくという不思議な光景でした。動画の最後に、乗り換える大型バスが見えます。

さて、本来はRødbyから先も列車で快適にコペンハーゲンまで向かうはずなのですが、残念ながらデンマーク側はバスに乗り換えでした。駅を出るときに係員にパスポートを見せ、3台あるバスに適宜乗り込みました。大きな荷物も自分でバスの下の荷台に積み込まないといけません。全員乗ったか、だれがどこに乗っているか等は一切把握しないまま出発したので、複数人で乗る場合は離れ離れにならないようにうまく空いている席を見つけないといけませんでした。幸い、私たちは最後部のシートに座れ、子ども達が横になることができました。

バスはコペンハーゲンまで途中休憩なしで2時間近く走りました。私が最も懸念していたのは、バスの中で子供たちが大きい方をしてしまったらどうしようということでした。幸い、上の子はホテルを出る前に、下の子はギリギリでフェリーの上で済ませてくれて、バスの中ではふたりともがっつり寝てくれたのでホッとしました。列車の切符をオンラインで買ってから、まさかのバス代替部分があると気づき、子連れとしては一番マズい旅程を組んでしまったと青ざめました。今回は事なきを得ましたが、気をつけたいポイントです。

14:40ごろ、バスはコペンハーゲン中央駅の真ん前に到着しました。中央駅から離れたところで降ろされると思っていたので、これはラッキーでした。

中央駅のセブンイレブンで昼食のサンドイッチを買い、ロスキレへ向かう列車に乗りました。車内は乗客で満員。よく見るとおおくの乗客の腕に、ロスキレフェスティバルのアームバンドがありました。

15:30ごろ、ロスキレ駅に到着。降車時に夫が無理をして、子どもをおんぶしたまま一人でスーツケースを下ろそうとして、バランスを崩して危うくタラップを転げ落ちてけがをするところでした。たくさんの乗客に「大丈夫?!OKか?!」と心配されていました。ああ私が降車前に、周りの人に一言、「夫の荷物を下ろすのを手伝って。」と言えばよかった。デンマークの皆さんは察しはきかないけれど、はっきりと口に出して頼めば、たいがいのことは気さくに助けてくれるのを忘れていました。とにかくけががなくてよかったです。
駅に着いたらあともう少し!重い荷物と子供たちを抱えてえっちらほっちら歩いて、道に迷って民家で道を聞きながらも、なんとかホテルに到着。1日おつかれさまでした。
荷物を置いたら近所のスーパーへ。さっそくデンマークの定番ビールを手に入れて乾杯。デンマーク入国の日が、こんなにも明るい夏の日でうれしかったです。

2019年7月3日水曜日

第2の故郷デンマークへ里帰り子連れ渡航2 その2:2019/7/3~4

7月3日&4日

子どもたちは時差ボケのせいか、夜中に2回、お腹がすいたと泣いて起きました。私も空腹が限界に達し、両日とも5時前に起きてしまいました。

さて、泊まった駅のまん前のNOVUMホテル。バスルームの備品が、壁付け全身用ソープ(髪も洗える)、ドライヤー、コップ、タオル、トイレットペーパー以外、何もありませんでした。なので洗面台に物がなくてすっきり。私達は自身のものを使うつもりだったので、お湯が沸かせないこと以外は何ら不便はなく、むしろ私のように物が多すぎると混乱して忘れ物をしがちな人には使い勝手がよかったです。そしてやたら天井も高く、壁もドアも重厚で、子どもが泣いたくらいでは音が漏れなさそうで安心でした。


朝ごはんはビュッフェ式でした。小ぢんまりした食事会場でしたが、パン、ハム、チーズ、野菜類、オムレツ、シリアル類、コーヒー紅茶とジュース類など一通りそろっていて、何かしらは好きな朝食が見つかる感じでした。6:30からオープンしていたので、私たちは6:30に朝食会場へ行き、客が少ないうちに子どもたちの食事を済ませ、夫と私が交代で子どもたちをみながら食事を済ませました。上の子(2歳10か月)は、ビュッフェから食べられそうなものを食べさせました。下の子(0歳10か月)は、持ち込んだ粉ミルクをお湯で溶いたものとビュッフェのコーンフレークを混ぜ、ふやかして食べさせました。子ども用の椅子も借りられました。上の子は飽きてしまって長い時間は座っていられないので、先に食事を終えた夫が、上の子を連れて部屋に戻ったり廊下を散歩させたりしている間に、私が下の子を気にかけつつ食事をするパターンが、いちばん私たちに合っていたようです。4人とも食事を終えるのに1時間強かかりました。

7月3日と4日は、ハンブルクを観光しました。旅行出発前に観光プランを立てるにあたり、子どもを連れていることを考慮して、次の4つを守ることにしました。
  • 午前中に1か所観光→ホテルに戻って休憩→午後に1か所観光→17時ごろまでにはホテルに戻る
  • 多目的トイレに容易にアクセスできる場所を選ぶ
  • 歩く時間を極力減らす(子どもは2人とも、おんぶかだっこで連れていくため)
  • できるだけ、子どもメインで大人も楽しめそうな観光施設を選ぶ

移動手段はほとんど列車になるので、私たちは観光者向けの「ハンブルクカード」を買いました。大人2名、2日間有効のもので計4,900円ほどでした。これで列車が乗り放題になり、いろいろな観光施設で少しづつ割引が得られました。私たちの場合は観光する場所が少ないので、買ってもトントンか損かもしれない計算でしたが、子どもと荷物で手がふさがっているときに列車の切符をいちいち買うのは大変なため、ハンブルクカードは大変便利でした。

実際の観光は以下のような感じになりました。かなり休憩を入れ、徒歩移動を制限したつもりでしたが、どうしても街で気になったものをついつい歩いて見に行ってしまったので、おんぶや抱っこに子どもの荷物をぶら下げ続けた身体はクタクタになりました。かといって、ベビーカーを持って行ったとしても、気まぐれに歩きたがる上の子がおとなしく乗ったとは思えず…。とりあえず、普段から筋トレしていてよかったです…。

<7月3日>
【AM】 
 駅周辺を散策、観光案内所やスーパー、5日に乗る列車のホーム等を確認
 ホテルで休憩
 列車移動
 クルーズツアー(1時間半)
【PM】
 駅前スーパーで昼食調達
 ホテルの部屋で昼食、休憩
 列車移動
 ハンブルク市庁舎を散策
 市庁舎周辺~アルスター湖を散策
 駅前スーパーで夕食調達
 ホテルの部屋で夕食

<7月4日>
【AM】
 列車移動
 ミニチュア・ワンダーランド
 ミニチュア・ワンダーランド内で昼食
【PM】
 列車移動
 市庁舎前広場から観光周遊バス乗車(1時間)
 ニベアハウスでお買い物
 列車移動
 ホテルの部屋で休憩
 夫と子どもはホテルで休憩、私だけハンブルク美術館へ(1時間)
 ホテル近くのレストランで夕食

 ハンブルク中央駅。

クルーズツアーでは、タンカーのすぐ下を船で移動し、なかなかの迫力でした。

港のタンカー周辺を巡った後は、運河の中も案内してくれて、充実の1時間半でした。
子どもたちは乗船中に昼寝をしていました。 


 3日の昼食。写真左上はドイツの地ビール。右下は甘クドさが満載のチョコプリン。

ハンブルク市庁舎の中庭。

調子に乗って買ったレダラッハの量り売り板チョコ。それにしても本当に、ドイツは英語が通じるようになったと感じます。20年前に旅行した時とえらい違いでした。

4日目の早朝に訪れたミニチュアワンダーランド。夏休みシーズンは混むので、ネットで事前予約の上、午前中に行くのがおすすめです。空いていてミニチュアの細かいところまでゆっくり 観察できます。

子ども向けの施設と思って行ったら、むしろ大人のほうがハマってしまいました。圧倒的な細かさで再現された世界の各都市を見ることができます。


ハンブルクの街並みも再現されています。

 多くの観光客が見とれていた、飛行場のミニチュア。ちゃんと飛行機が離着陸します。

ミニチュアワンダーランド内で昼食。11時前だったのでサンドイッチとパンメニューのみでしたが、 これでも私達には十分な量でした。11時以降はパスタなどの温かいメニューが加わります。大学のキャンティーンみたいな感じで、トレイに自分の好きなものをとって最後にお会計、というシステムでした。真ん中の黄色い物体は、激甘激クドいプリン。

観光バス。 大人はちょうど座って休みたかったので助かりました。子どもたちも景色を見ているうちに寝てしまいました。運河、歓楽街レーパーバーン、ウォーターフロント開発地区、アルスター湖周辺の高級住宅街など、ハンブルクの街の概要をぐるっと回って知ることができました。歴史ある大きな街には、思いっきり違うタイプの地区が同時に存在するのでとても興味深いです。
私は今まで、この手の観光バスに乗ることに疑問を持っていて、自分の足で歩いてみて街のスケール感を把握するのが乙だと思っていました。しかしこの観光バスシステムは、おんぶと抱っこのしすぎで疲れきった子連れ親には非常に優しいのだと身をもって知りました。自分で歩かなくても勝手にいろんなところを回ってくれて、その間に子供は昼寝できるのです。こんな便利な手段を使わないでどうすると思いました。

ニベアハウス。ニベアはハンブルクが総本山です。ここでお土産を買ったら、ニベアのロゴ入りバスタオルをもらってしまいました。ほしいけど、荷物が増える…。

アルスター湖畔にたたずむ人々。

ハンブルク美術館。子どもを夫に預けて行ったので、1時間で速足でサクッと回って見ましたが、それでも見に行ってよかったです。とにかく展示が多いので、本当は半日くらいかけてじっくり見ていたい美術館でした。


私が何となく気に入った絵。こどものほっぺは時代を超えて「クレヨンしんちゃん」のようにぷっくりなんだなあ…と思った次第。

夜はホテルの1階にあるレストランへ。夫はドイツの定番のソーセージが食べたかったのに、ここはシーフードレストランでした。おなかが空いていても、きちんと調べて入るべきでした。食事場所についても、旅行出発前にいくつかピックアップしておくべきでした。それ以前に夫と私で意見のすり合わせをしておくべきでした。私はてっきり、夜は全部スーパーで買って済ませると思っていたのですが、夫は1日くらいはレストランでちゃんと食事したい派だったのです。お互いそれが当たり前と思っているから、意見を合わせる時間を設ける発想すらなかったです。反省点です。

でも気を取り直してビールは飲む。ノンアルコールですが。

メニューにある「北海のシーフード」という言葉にわずかばかりのときめきを感じた私は馬鹿野郎でした。「北海のシーフード」。そう、それは大雑把に揚げ焼きにした巨大カレイのことでしたね。北海の近くに4年も住んでたくせして、そんな基本も忘れてしまっていたなんて(遠い目)。ああどこまでも大味のカレイ。煮付けにしたら美味しいのにと思ってしまう日本人の私がいました。

2019年7月2日火曜日

第2の故郷デンマークへ里帰り子連れ渡航2 その1:2019/7/2

7月、思い切って、夫、子ども2人、私の4人でデンマークへ行ってきました。

一番の目的は、

  • 昨年生まれた第2子(生後10か月)のお披露目


デンマークに行くのなら夏がよいよね!夏に行くならばついでに、ということで、



そして、よほどのミラクルがなければ、家族で海外旅行はもう経済的に無理でしょう、ということで、

  • 家族4人で最初で最後の海外旅行を楽しむ


ならばデンマーク以外にもう1か国行こう、となり、行くなら前から乗りたかった鉄道路線がある、ということで、

  • 「渡り鳥ルート」とよばれる、ハンブルグ(ドイツ)ーコペンハーゲン(デンマーク)間をつなぐ列車に乗る


 このような調子で、ロスキレフェスティバル2019の日程に合わせて、ドイツのハンブルクとデンマークの私の知人がいる街を巡る12日間の旅を計画しました。

 旅の手配は、全て私がインターネットで個人手配しました。前回2017年の第1子お披露目デンマーク旅行の時のように、旅行会社に手配をお願いしようと思ったのですが、今回は旅程がマニアックすぎたのと、子どもが2人いると旅行会社のカウンターに何度も通うことが難しかったためです。2019年の年明けから、子どもの昼寝の1時間半程度の時間にコツコツと情報を収集し、旅程をかため、パスポートの手配をし、航空券、ホテル、列車の手配をしました。旅行保険は、クレジットカード付帯の保険でカバーしました。夫は自身のクレジットカードの海外旅行保険を使うことにしました。子どもの分の保険が必要なため、家族も自動でカバーする海外旅行保険がついたクレジットカードを探し、私がそれに入会しました。

 今回、私は飛行機(フィンエアー)の座席を予約購入しました。行きと帰りの日本発着の便の、バシネットがつけられる席のみ購入しました。合計1万円強。以前の旅行の時は、座席は無料で事前予約できたのですが、現在のフィンエアーは、座席は搭乗36時間前のチェックイン開始以前に座席を確保したい場合は有料となっています。チェックイン開始後は早い者勝ちで無料で座席確保ができます。バシネット席は機内に1席しかないため、他に赤ちゃん連れの方がいると利用できない=ずっと子どもを自分の膝の上に乗せていないといけない、となります。それだけは絶対に避けたかったので、痛い出費ですが購入しました。

 旅の荷物は、以下のとおりです。2歳10か月と0歳10か月の子どもを連れていくにあたり、荷物は最小限にまとめました。消耗品は現地で手配しなくても済むギリギリの量を持っていきましたが、足りなければ現地で手配すればよい、というつもりでした。ベビーカーは持っていきませんでした。すべておんぶと抱っこで対応しました。手荷物は夫と第1子の分、私と第2子の分で別々に持ちました。これは、夫と第1子は座席を予約購入しなかったため、夫と第1子が私の席と離れる可能性があったためです(結果、私の席の隣になって安心したのですが)。


  • 大きなスーツケース1個(4人の服、洗面用具等、知人へのお土産)
  • スーツケースに取り付けられるボストンバック(おむつ等の消耗品)
  • リュックサック(夫と第1子の手荷物)
  • マザースバッグ(私と第2子の手荷物)
 
 また、以下のように、物理的に楽ができるサービスには惜しみなくお金を使いました。それでも、子ども2人を抱えての移動は大変でした。スーツケースも持って、朝のラッシュの列車に乗っていたら…と思うと、ゾッとします。

  • スーツケースは旅行出発の3日前に集荷をお願いし、出発当日に空港で受け取るように手配(夫のカードのサービスで、500円で集荷配送ができました)
  • 家から最寄駅までタクシー利用
  • 最寄駅から空港まで、乗り換えなしで行ける特急の指定席を確保(平日のラッシュ時間帯の列車に乗らないといけなかったため)


日本ーヘルシンキ間の飛行時間は約9時間でしたが、子どもたちの世話をしていたらあっという間でした。子どもたちが寝ている間はとにかく夫も私も仮眠をとり、起きているときは夫と私が交代で仮眠をとりながら、子どもたちの世話をしました。おかげで子どもたちが激しく泣きわめくこともなく、なんとかヘルシンキまでたどりつきました。

第1子に配膳されたキッズミール。カールスバーグは夫のもの。

10か月の子どもに対しては、バシネットは壁につけるよりも、床に置くほうが安全だと思いました。動いてバシネットから出ようとするので、落っこちそうでひやひやしました。さらにバシネットを壁につけると、自分のスクリーンがバシネットに引っかかって引き出せません。したがって映画も見られなければスマホの充電もできません(通常の座席は、前の座席の後ろにスクリーンがついていますが、バシネットの席は前の座席がないので、アームレストのところから自分のスクリーンを引っ張り出して使います。このスクリーンに、スマホが充電できるUSBの差し込み口がついています)。

バシネット内で眠る第2子。

ヘルシンキでは、EU圏入国のために荷物検査とパスポートコントロールがあります。 
この荷物検査で、私は念のためにと持っていた液体ミルクを没収されてしまいました。分析機器の調子が悪くて中身が判断できなかったから、という職員の言い分でしたが、授乳にミルクが必須の人だったら困ったでしょうね。

パスポートコントロールでは、第1子のパスポートを見て職員がクスっと笑う場面もありました。合法とはいえ0歳5か月の時の写真で入国しようというのだから、そりゃ笑いますね。

そんなわけで、なんとかEU圏に入り、乗り継ぎでハンブルクに到着。周りの人に尋ねながらハンブルク中央駅へ向かう列車に乗り、20:30頃にホテルにつきました。ホテルは駅の目の前にして大正解でした。

ホテルの窓から。21時近くても、まだ明るいです。

子連れという点では、ヘルシンキでストップオーバーするほうが、飛行機の乗り継ぎもありませんし、午後の早い時間にヘルシンキ市街のホテルに入って休憩できるので、よかったかもしれません。

さて泊まったホテル、なんと、お湯を沸かして飲むためのポットがありませんでした。
朝起きるまでペットボトル1本しか水がない…これは盲点でした。ホテルに入る前に、ミネラルウォーターを1本買っておくことをお勧めします。

2018年4月2日月曜日

デンマークのホストファミリー初来日をおもてなし!その4:2018/4/2~3

4月2日(月)

<今日のプラン>
出発→(車)→最寄り駅[指定券購入]→(二手に分かれて行動)→Lさんと私:百貨店[ショッピング]/→Fさんと夫と子:車で家電量販店とニトリ[ショッピング]→(最寄り駅で合流)→(車)→[昼食]→(車)→自宅戻り[休憩、パッキング]→(徒歩)→Fさんと私:郵便局[入りきらない荷物をデンマークへ送る]→(徒歩)→自宅戻り[自宅で夫が夕食を作る]


さすがに3日間連続で、丸一日どこかに出かけるのは疲れる&日本人のヘルプ無しではなかなか探しだせないものを買っておきたい、というLさんFさんのリクエストで、この日はさくっと用を済ませて、家でまったりしよう、ということになりました。

11:30頃自宅を出発し、最寄り駅でこの先の旅に必要な列車の指定券を買いました。その後、Lさんと私 / Fさんと夫と子、の二手に分かれて、それぞれショッピングをしました。Lさんと私はガールズショッピングと称して百貨店へ。ついでに百貨店の地下の魚屋で、あらかじめ注文しておいた夕食用の鯛をうけとりました。
 Lさん、百貨店のセールで、お買い得の春物コートとストールをGET。


一方、Fさんはどこで何を買ったかというと、家電量販店でヘッドホン、ホームセンターで玄関用センサーライト、ニトリで珪藻土バスマットを買っていました。Fさんは我が家の風呂で初めて珪藻土バスマットに遭遇し、その使い勝手の良さに大感動し、「うちのシャワー室にほしい、絶対買って帰る!」と言っていたのでした。私もそのシャワー室は知っていますが、シャワーカーテンを引いても水が床に広がるので、足元は常に水びだし。珪藻土マットがあったら、足の裏が壮快だな~と思っていたのでした。

再び合流し、外で昼食を食べて、15時ごろ自宅に戻りました。少し休憩して、LさんとFさんはパッキングにとりかかりました。ここで問題発生。ニトリの珪藻土バスマットが大きすぎてスーツケースに入らない。いろいろ考えた結果、郵便局から直接、デンマークのFさん宅に送ることにしました。ということで急遽、郵便局へ。この日が平日でよかったです。そして、バスマット本体よりも高い送料をかけてデンマークに送ったのでした。送料がもったいないですが、この先もずっとマットを引っ提げて旅行するのも煩わしいので、これでよかったかなあと。Fさんと私は散歩しながら自宅へ戻りました。この面白い日々も明日で最後なんだなあ、日本に、ここに、Fさんがいて、一緒に歩いているのも不思議だなあ、そんなことを私は思いました。


さて、そのころ自宅では、夫が「鯛の塩釜」づくりに奮闘していました。Lさんは興味津々で、料理の様子を動画で撮影していました。
 こんな大きな鯛、イベントでもなければ買わない…。家にゲストが来ると、いつもは作らないようなご飯をつくるので、自分たち自身も楽しいと知りました。

塩釜を割ると、中から鯛がドーン。

 鯛の塩釜は作るのが割と簡単・美味しい・見た目が華やか・日本料理らしさがあるの四拍子揃っているので、外国人ゲストにふるまうにはおすすめです。


子どもを寝かしつけた後、日本酒(「田酒」をチョイス)をちびちびやりながら4人でお話しました。「日本語に不慣れな中で、手ごろな値段のホテルを自力で探し出すのは私達には難しい。ここに4日間も泊めてもらって、本当に助かったし、面白い経験がたくさんできた。ありがとう。」と言われました。我が家はFさんLさん宅に比べたらほんとに狭くて、泊まるにはいかがなものか?と思っていましたが、思い切って泊めてよかったと思いました。「東京と河口湖と名古屋を観光してみて、場所によって随分違う体験をした。今回だけでなくて、もう一度日本へ来て、今回は行かなかったところに行って、また違う体験をしてみたい。」と言ってもらえて、日本人としてとてもうれしいと私は思いました。

翌4月3日(火)私はLさんFさんと名古屋駅へ行き、新幹線ホームでお見送りをしました。その後、LさんFさんは3泊4日の広島観光を楽しみ、6日に広島から成田空港まで無事に列車を乗り継いで移動、7日にデンマークへ帰っていきました。

嵐のように早く過ぎ去った、とても楽しい5日間でした。夫も私も、おもてなしをするのは大変だけど、相手が驚いたり喜んだりしてくれるのがうれしい、自分たち自身も意外と面白い!と、感想は共通していました。

そしてLさんは靴下を我が家に忘れていきました(笑)。→追記:1年後、私たちはLさんFさん宅を訪問し、無事に返すことができました。