営業キロ(片道):34.5km
乗車時間(片道):約1時間
特徴:変わった漢字を使う駅名が多い(と個人的に思う)。大垣-本巣は郊外をゆったり走っているのに対し、本巣-樽見は山。トンネルをくぐるたびに勾配が変化し、景色がどんどん変わる。樽見駅から薄墨桜、うすずみ温泉へアクセス可。
鉄道会社のHP:http://tarumi-railway.com/
列車1日乗り降り自由で、樽見駅の先のうすずみ温泉にも入れる、「うすずみ温泉入浴券&1日フリー乗車券」(2200円)が発売されているので、それを利用しました。大垣から樽見まで乗り、温泉でゆっくりしてから、また大垣に戻るという、日帰り温泉プランを立てました。
樽見鉄道のホームは、JR大垣駅のホームの端に、ひっそりとくっついています。なかなかテキトーなのりばの感じが好きです。
行きの列車。ハイモ330-700形。
すっきりした座席です。
運転席。
10:40、大垣駅を出発。乗客は明らかな鉄の方(自分もですが)、熟年旅行サークルらしき方々、一般客という構成。
「モレラ岐阜」を全部ひらがなで書くと、なんかかわいい。ちなみにモレラ岐阜は、ショッピングセンターの名前です。
本巣駅までは田園地帯だったのが、長いトンネルをくぐると、あっというまに山の中に入ってしまいます。
どの駅にも、小さな駅舎がちゃんとあるのも、樽見鉄道の特徴です。
11:45、樽見駅到着。ここからうすずみ温泉まで、無料シャトルバスが出ています。列車の到着・出発の時間に合わせて運行しているので便利です。
樽見駅の先は、線路がずいぶん長く伸びていますが、なぜなんでしょうか。
うすずみ温泉、いいお湯です。お弁当もおいしい。この温泉は、座敷で昼寝もOKなので、帰りのバスまでずっと昼寝していました・・・。
帰りの列車。ハイモ295-610形。
14:58樽見発で、16:02に大垣に戻ってきました。日帰り鉄道旅にはちょうどいいのではないでしょうか。
樽見までなら、愛知県人は車で行ってしまう人がほとんどだと思います。実際、そのほうが自分の都合のよい時間に行けて楽ですから。ひょっとしたら車の方がお金もかからないかも。でも車だと、道中は単なる移動になってしまいます。「もれらぎふってかわいい~♪」と思うこともおそらくないでしょう。途中の景色や、他の乗客の行動が交錯し、移動が単なる移動じゃなくなるから、鉄道旅は面白いし、私はやめられないのかもしれません。
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