2017年2月23日木曜日

第2の故郷デンマークへ里帰り子連れ渡航 その7:2017/2/23

2月23日 (木)

レストランに朝食を食べに行く時、私は憂鬱でした。いままで子を連れて飲食スペースに入ったことがなく、レストランに入った食事中に子がぐずって泣き始めてしまったらどうしようかと心配していたからです。夫と私と、順番に別々に食事に行くことも考えたのですが、早朝の空いている時間に思い切って3人で行くことにしました。実際は憂鬱になるほど心配する必要はありませんでした。夫と私と交代で子をあやしながら交代で朝食をとればよく、大泣きしたらさっさと退散しようと自分自身が心の中で割り切っていればよいだけのことでした。
 



午前中、天気が良かったので、ベビーカーで少しだけ、ストロイエ(コペンハーゲンの目抜き通り)を散歩しました。これが今回の、最初で最後の一瞬の観光になりました(笑)。立ち寄ったおもちゃ屋で、子に積み木を買いました。使うのはまだまだ先になりますが。
自転車に乗った人が含まれているあたりが、なんともコペンハーゲンらしいと思います。


お昼前に友人のIさんに車で迎えに来ていただき、午後はIさんのお宅でお昼とお茶をして楽しく過ごしました。Eさんも来てくれました。「うーん、うちの子、ひょっとしたらEさんの子だったのかもしれないな(笑)。」とぼんやり思ってしまうほど、Eさんは子のお世話がプロ級に上手で、子も抱っこしてもらってうれしそうでした。おかげで夫も私もゆっくり食事をとることができました。

Iさんは自身のお子さんが小さかった時のことを話してくれました。Iさんが一貫してお子さんを大切に大切に育ててきたのだと思うと同時に、その瞬間瞬間が常に大変で、子どもが成長したらしたなりに、新たな課題が次々とやってくるのが子育てなのだなと改めて思い知らされました。

デンマークに行くたびに私が会いに行くお二人ですが、このお二人と話をしていると、何が普通で、何が常識で…と、いちいち空気を読んで行動しないといけない日常世界、またそういう人に囲まれてストレスがたまる日常世界から解放されて、私は安心して(いい意味で)変人でいられるのがとても楽なのだと思います。


ホテルに戻って17:00頃、ロスキレフェスティバル仲間であるLさんとJさんが、ホテルまで私たちを訪ねて来てくれました。2012年のロスキレフェスティバルで会って以来、実に4年半ぶりの再会でした。Facebookで日常的にやり取りがあるので、前に会ってからそんなに月日が経っていたことにお互い驚きました。
Jさんは現在子育て中で、ロスキレフェスティバルに行くのはお休み中。とてもパワフルなお母さんになっていました。お互い育児を頑張ろうねと励ましあいました。
Lさんは今年もロスキレフェスティバルに参戦するそう。子どもの頃から参戦していて、今年で22回目(!)の参戦だと言っていました。
30分ほどの短い時間にもかかわらず、こうしてわざわざ私たちに会いに来てくれたことをとても嬉しく思いました。他のロスキレフェス仲間にもよろしくと伝えてもらいました。Lさんは、「またC(私)の誕生日にフェス会場から皆で電話をかけるよ。」と言ってくれました(私の誕生日は、必ずロスキレフェスティバルの期間中に来るので、誕生日の当日にフェス仲間から電話がかかってきて、誕生日ソングを歌ってくれます・・・。)。
LさんとJさんにいただいた子の服。"KONGES SLØJD"というコペンハーゲンのベビー用品ブランドのものです。 こういうシックな柄は、日本の赤ちゃん服にはあまり見かけないので、いただけてうれしいです。


LさんJさんが、夜は吹雪になるよと言っていたので、急いで夕食を買いに行きました。コペンハーゲン中央駅へ。
いつの間に駅の中にスタバができたのでしょうか。


駅の中のスーパーで、夕食を買うついでに一緒にこれを買いました。赤ちゃん用液体ミルクです。日本に持ち帰りましたが、まだ使用していません。実際に子に飲ませた時にまたレポートしてみたいと思います。
→追記。使用しました。レポートはこちら
左が0~6ヶ月までの赤ちゃん用、右が6ヶ月以上の赤ちゃん用。常温保管可能。


私はどうやら風邪をひいてしまい、鼻も喉もひどく痛くなっていたので、パッキングもそこそこに眠りました。デンマークで過ごす最後の夜でした。次の日はもう日本に帰らなければならないなんて信じられませんでした。この1週間は恐ろしく早く過ぎ去りました。

会いたい人、子どもの顔を見せたい人はもっとたくさんいたのですが、1週間だとこのぐらいが体力的にも限度でした。大学を訪問したときに教授も言っていましたが、旅は2週間ぐらいかけてゆっくりする方がやっぱりいいです。1週間目は移動の疲れと時差ボケからの回復期間、2週目からが旅の本番(笑)。

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