2011年12月31日土曜日

我が家の怪しいもの

2011年大晦日、ついに、なんとなく怖くて捨てられなかったものを思い切って捨てました。

小学5年生のときに作った、怪しい張子のお面。なぜか今まで、実家の壁にひっかけられていました。よくこんな、どこの国のものとも分からん加減の、不気味なのにキモかわいいデザインにしたものです。小学生の脳って恐ろしい。


捨てたら、怨念?が壁に染み付いていました。いまのところ、祟られたりはしていません。でも今更、捨てたことをちょっと後悔。

2011年12月29日木曜日

お菓子の家

大学時代のサークルのメンバーで、忘年会をしました。メンバーのYちゃんが、お菓子の家をつくってきてくれました。彼女は在学時代に、何度かお菓子の家をつくってきてくれました。彼女のお菓子の家を見るのは何年ぶりでしょうか。今回はかわいいミニチュアサイズです。


お菓子の家は、せっかく作ったのだから、しばらくの間かざっておくもの・・・と思いきや、私達の在学時代からの流儀?では、どんどん解体(破壊?)し・・・、


ばりばりぼりぼりと食べてしまいます!


Yちゃん、なつかしいものをありがとうございました。幹事のMちゃんHちゃん、毎年ありがとうございます。忘年会がある限り、私はどこからでもかけつけます。

2011年12月28日水曜日

本日のいけばな

生花正風体
ワカマツ・ウメ・センリョウ

2011年の最後に、お正月用のいけばなを習いました。お正月といえば、オモトなどを活けて、お祝いムード満点にしたいところですが、2012年正月はまだ喪中のため、静かな取り合わせで習いました。

2011年12月16日金曜日

最近のおもしろいいただきもの

友人TちゃんとSちゃんからの、白川郷のお土産です。くるみ入り合掌せんべい。合掌造りの家の形の箱にはいっています。


中はこんな感じです。



こちらは、Kさんからいただいた、クリスマスプレゼント?です。サンタのまめ手ぬぐい。


中身はかわいいキャンディです。


いつも、ひとひねりある、面白い贈り物をありがとうございます。

2011年12月14日水曜日

本日のいけばな

生花正風体
ミズキ・キク

ミズキは枝を矯めて、基本に忠実な方向に流す作業が必要です。枝ぶりによっては、その枝があしらいの代わりになります。もしくは枝をはらって、あしらいを生かします。

やっぱり、知人Sさんに指摘されたとおり、生花の枝の流れは「昇龍拳」っぽいです。

2011年12月7日水曜日

本日のいけばな

生花正風体
スイセン

初めて知ったのですが、スイセンを活けるときは、いったん葉と花をばらして、写真のような規定どおりに(あたかも自然に花の間から葉が伸びているように見えるように)葉と花を組みなおして、根元の部分でまとめてから活けます。なんだか女性の化粧のようだなと思いました。本当のすっぴんよりも、すっぴんに見える化粧をしたほうが、本当にすっぴんのように見えるのと同じように・・・。

2011年12月6日火曜日

海外出張 覚書

11月20日から12月3日まで、ヨーロッパ(デンマーク、ノルウェー、オランダ)出張に行っていました。初めての海外出張でした。今後の自分の覚書として、海外出張ならではのコツをまとめておきます。

0.出張では、昼間にアポ先に会い、帰ったらその報告書を書き、終わったら国内に残した仕事も
するので、飯と風呂と睡眠時間以外は、全部仕事をすることになります。なので、いかに起きている時間に、頭がクリアになっているかがポイントです。


1.機内には、貴重品のほかに、「これがないと仕事ができないもの」をすべて持ち込む。
預け荷物に仕事で使うものを入れてしまうと、ロストバゲージしたときに困ります。なので、スーツ上下一着と、パソコン、会社資料、刃物以外の文具などを機内持ち込みにします。


2.どのクラスでも、機内で仕事はできない。だから、前日に寝ないで仕事をし、機内で寝だめする。
飛行機の中はどこのクラスであれ、トイレ以外は座席に固定され、エンジン音がうるさいのは変わらないわけで、仕事はせいぜい資料を読むくらいしかできないと私は思いました。さらに私は飛行機の中で座った体勢では、よほど疲れていないとうまく眠れません。なので、ビジネスクラスにアップグレードしてもあまり意味がありません。逆に、下界にいるうちにギリギリまで仕事をし、クタクタの状態で飛行機に乗ると、エコノミーの狭い席でも眠れます。ただし、クタクタだと頭が働かないので、搭乗前にどこかに物を置き忘れやすい等のリスクが生じます。搭乗まであまり余計な行動を取らないことがポイントになります。


3.エコノミーの機内では、窓際をとり、耳栓、アイマスク必須。
疲れて寝てしまうだけなら、窓際席の方が、隣の人のトイレ移動に気を遣わないですむのでよいです。あと、隣席の人が海外旅行が初めて等で、気が向けば頻繁に窓を開け閉めするタイプだと、かなりイライラさせられます。自分が窓際なら、窓の開け閉めは自分にゆだねられるので、消灯になったらさっさと閉めて眠ってしまいます・・・通路側のあなたに、シベリアの大地は見させない、というわけです(?)。耳栓はいつまでもしゃべっている人や、いびきのうるさい人、子どもの泣き声対策。アイマスクは近くの人が読書灯を点けっぱなしにしていたり、消灯時間中に窓を開けて外を見る、ちょっと非常識な人対策(今回、自分の席の列の反対側のオバちゃんがこれをやってしまい、パーッと光が入って無理やり起こされてしまった人多数。フライトアテンダントに頼んで、閉めてもらいました…。)。


4.ヨーロッパ方面に行くとき、自分は時差ボケを直すことができないので、ボケたまま行動したほうがよい
散々、ヨーロッパには行っていますが、やっと悟りました。私はそう簡単に時差ぼけを直せないのです。通常、ヨーロッパに行くと時間が8時間前に戻るため、現地の夕方に眠くなり、現地の早朝に目が覚めてしまいます。時差ぼけを直そうとして、いつも到着した日は眠いのを我慢し、できるだけ夜遅くまで起きてから寝て、朝に起きるようにするのが時差ぼけを直すコツです。が、それだと私の場合は、次の日も次の日も夜18時台あたりから眠くて、夜は全く仕事になりません。だったら、直さないで夜中の2時3時に起きて、仕事をするほうがよいです。自分の身体に忠実に寝ているので、寝起きもすっきりです。ヨーロッパで夜中の2時3時なら、日本は午前中なので、メールを送っても返事を早くもらえやすく、特に日本とやり取りしないといけない仕事は速く進むのです。


5.ホテルは無線LANと有線LANが両方使え、セキュリティボックスがあり、それなりにグレードの高いホテルを選ぶ。
実際、上司のパソコンが、無線LANのドライバか何かが壊れてしまったらしく、インターネットにつなげなくなりました。幸いLANケーブルを持っていたので、事なきを得ました。
ホテルのグレードを落とせば、経費は節約できますが、掃除の際に書類やパソコンなどを盗難されると大損失です。グレードの高いホテルを選ぶのは、実際にホテルの部屋で盗難にあってしまった、私の上司の知人の商社勤務の方からのアドバイスです。


6.バスタブがあるホテルを選ぶ。
あるとないとで、リラックス度がずいぶん違います。バスタブがあれば洗濯も自分でできます。身体の温まり方も違うので、風邪の予防にも。


7.FAXを送ることができるホテル、プリンターが使えるホテルを選ぶ
国際宅急便をホテルから送るときに、宅急便のオフィスとのやり取りで、ホテルにFAXが無かったためにやりとりが複雑になり、困りました。プリンターも、なくても何とかなりますが、あったら何かと助かります。


8.飯は一度、コストパフォーマンスもよくて美味しいところを見つけたら、ずっとそこで食べる。
これは考え方は人それぞれでしょうが、私の場合は、飯をどこで食べようと迷うこと自体が、出張の場合は時間の無駄だと感じました。美味しいご飯どころを探すのは、旅行でじっくりやりたい。というわけで、ノルウェーではずっと、駅前のインドカレー屋に行っていました。北欧は特に、安くておいしいご飯を探すことが至難の業(高くて美味しいところはたくさんあります。)なので、毎日バーガーキングとか、駅前の安い飯屋とか、キオスクで買えば十分です。


9.飛行機移動のある日にアポを入れない。
飛行機が遅れることがあるため。


10.文房具一式をもっていく。
外国の文具は、非常に質が悪くて、値段が高いです。しかもたとえばホチキス止めがちょっとしたいだけのために、ホテルのフロントに電話したり、町まで買いに行ったりするのは時間の無駄です。無印良品のたためる鋏や、たためるホチキス、付箋、テープのり、マジックなどがとても役に立ちました。あと、インタビューのような仕事の場合は意外とボールペンのインクがなくなりやすいので、換え芯も持っていると安心です。できれば、無印のコンパクトハンドシュレッダーも持っていくとよかったかもしれません。


結局、人から金を払ってもらって行っている以上、人も物も無事で、なおかつグレードアップして帰ってくることが一番大事なわけで、そのためなら苦痛にならない程度に、楽しみはしっかりそぎ落として、リスク回避していくことが重要だと思いました。海外に行くというよりは、自分のオフィスが数日間だけたまたま海外にできる、そういうつもりでいたほうがいいのかもしれません。

2011年11月30日水曜日

オランダに名鉄・・・?

オランダの某見本市の某ブースのポスターです。名鉄1000系っぽいのがいます。なぜに?

2011年11月27日日曜日

ノルウェー

ノルウェーのオスロから空港に行く時に乗った列車です。灰色のボディが渋いです。

2011年11月2日水曜日

本日のいけばな

生花正風体
キク

初めてのキク1種活けです。「キク百ぱい」という言葉があります。キクは百回活けてはじめてまともに活けられる、そのくらい活けるのが難しいという意味だそうです。ところが、それを聞いてもいまいちピンと来ないほど、今回の自分はラッキーでした。キクは枝が矯められないので、規定どおりの方向に枝を流すことができないのですが、今回ははじめから、そういう方向に流れている枝ぶりの花に出会えたので、ラッキーだったわけです。ただしこれは素人まぐれで、きっともう少し腕が上達したら、キクを活けるのに苦悩するのだろうと思います。そのくらい上達することを願っています。





後日、この花を活けなおして、K市の総合文化祭に出展しました。年輩の方に、「むかしこういうのをよく活けたわー!」となつかしがっていただいて、うれしかったです。

2011年10月16日日曜日

本日のいけばな

生花正風体
ネコヤナギ・キク

ネコヤナギは、枝を矯めて、基本に忠実な方向に流す作業が必要。当然ながら、初めてでは全くうまく活けられませんでした。この写真は、自分で活けた後、先生に添削してもらったものです。

2011年10月6日木曜日

京都出張

3日間、京都に出張してきました。京都は実家から近いので、高校生の頃からひとりで旅行したり、友達と一緒に遊びに行っていましたが、今回は実に5年ぶりに訪れました。
出張中、少し時間ができたので、二条~鴨川を散歩しました。

出張の前にたまたま、仕事でお世話になっている I さんから、「京都の旅館『柊屋』のお風呂は、コウヤマキでできていて、すごく香りがよい。」という話を聞きました。かなり好奇心をくすぐられる話だったので、いったいどんな旅館なのだろうかと、外観だけ偵察に行きました。外観だけです。出張の宿にしようとは、とてもとても思えませんでした。なにせ、柊屋旅館のHPを見てすぐ、「うっ・・・まだまだ酸いも甘いもかみ分けていない自分には敷居が高すぎる!」と直感で思えましたので。・・・ああ、それでもコウヤマキのお風呂が気になります。いつか、酸いも甘いもかみ分けたいっぱしの女になったら、堂々と宿泊したいものです。

京都は、バスも地下鉄も発達していますが、昔から、歩くのがいちばん面白いと私は思います。細い路地で新たな発見をするので。今回も、柊屋に行く途中に、素敵なガラス工房を見つけました。

ガラス小路 かぢ村


ここの店主がとても気さくな方で、ついついおしゃべりをしてしまいました。店主の心意気に惚れて、グラスをひとつ購入。なでしこの花は砂で彫ってあるそうです。他にもいろいろな花のグラスがあったので、京都に行く際に、ひとつずつ買い足していこうと思います。ちなみにグラスも素敵ですが、ランプシェードはもっと素敵です。


そのまま適当に路地を歩いていくと、よーじやカフェがあったので、休憩。これは期間限定の抹茶ラテです。


さらに適当に歩いて、鴨川到着。納涼床も解体されている途中で、もう秋だなあと思いました。

2011年10月4日火曜日

たまごの話

10月4日、名古屋の浅田レディースクリニック主催の、無料セミナーに参加してきました。女性の卵についてのお話でした。

セミナーで聞いた話の中で、私が今まで勘違いしていて、今回初めて知って驚いたことを4つ書きます。ただし、口頭で聞いた内容ですので、私の認識が細かいところで間違っていたり、私の文章の書き方によっては、読んだ方に誤解を生じるといけません。詳しくは浅田レディースクリニックのHPをごらんください。女性にとっては重要な問題なので、勘違いがあっては大変ですから。

1 女性の卵を作るもととなる原始卵胞は、その女性が胎児のときに全部作られてしまい、あとは減っていくのみ。

→原始卵胞は、その女性が胎児の段階ですでに作られており(!)、妊娠5ヶ月の胎児の段階で600~700万個ある。誕生した瞬間で約200万個まで減っている。月経が始まって妊娠ができるようになる頃には30~40万個に減っている。その後もどんどん減っていく。


2 排卵は月に1個もしくは数個。でも、月に減っていく原始卵胞は、1000個くらい。

→原始卵胞の成熟開始時期は原始卵胞によってばらばらで、おおよそ月1000個の原始卵胞が成熟しようとする。成熟して大きくなるのに約80日かかる。排卵期のリズムに合わせて、「たまたま」いちばん大きく成熟した卵胞から卵子が飛び出る。これが排卵。一方、残りの成熟途中の原始卵胞は、みんな消失してしまう。つまり、月に約1000個の卵のもとが減っている。


3 閉経するおよそ10年位前から、妊娠できなくなっていく。

→原始卵胞は一生新しく作られることがなく、減っていくだけ。ということは、原始卵胞の年齢は実年齢と同じ。歳をとるほど、原始卵胞は古くなる。つまり質が落ち、受精しても細胞分裂がうまくいかない、子宮で着床できない等の問題が生じやすくなっていく。同様に、原始卵胞を貯蔵している卵巣の機能も歳をとるほど衰えていく。貯蔵機能が衰えれば、原始卵胞の質もさらに落ちる。ということで、原始卵胞があれば月経は来るが、その卵が古すぎたら、妊娠できるかどうかわからない。


4 妊娠適齢期は、個人差がものすごくある。

→原始卵胞の減り具合も、原始卵胞の質の低下具合も、卵巣の機能の低下具合も、個人差が大きい。なので、「○歳までなら妊娠適齢期」、という、万人に対しての基準はない。自分の妊娠適齢期を知る必要がある。


では、自分の妊娠適齢期は、どうやって知ったらよいのか?という疑問ですが、血中のアンチミューラリアンホルモンというホルモンの値を測ることにより、卵巣内にどのくらい卵が残っているか知ることができるそうです。

ということで、後日、このクリニックにて、実際にアンチミューラリアンホルモン測定検査をしていただきました。やることは採血だけですが、保険外診療なので6300円かかりました。でも、6300円で、今後の人生設計の大きな指針にできる、自分オリジナルの妊娠適齢期を知ることができるものなら、安い買い物だと私は思ったのです。適齢期が実はもう過ぎ去っていたのなら、(大泣きするでしょうが)子どもには縁がなかったものと諦め、仕事や他の分野にどっぷりつかって社会貢献していく方法を考えるでしょう。適齢期のリミットが近いようであれば、パートナー探しが今の自分の最優先事項になります。まだまだ適齢期が続くのであれば、仕事の様子を見ながらでもパートナーを探していけます。自分をとりかこむものの優先順位が、おのずと分かってくると思うのです。

検査結果が出るのはあと1週間後。さて、どうなるでしょうか・・・。

ところで、この、たまごの話ですが、自分がもし、高校生くらいの頃に聞いていたら、もっと人生設計を真面目に考えただろうし、若い頃の自分の心も身体も、もっと大切にしたと思うのです。男性も、女性がいつでも好きなときに妊娠できるわけではないことを、漠然とではなくもっときちんと知っていたら、パートナーに対する考えが変わってくるのではないでしょうか。

2011年10月2日日曜日

自分の遺伝子

最近、知人にこんなことを言われました。
「あなたはこんなに面白くて、いい意味で強い女性なのだから、絶対に後世に遺伝子を残したほうがいい。」

子ども、というと、私はついつい子育てのイメージばかりを先行させてしまいます。出産・育児・成人するまでにかかるお金のこと、子育ての大変さ、仕事との両立、そもそもパートナーを探さなければはじまらない・・・そういう現実的なことにまず目が向いてしまいます。なので、子どもは「産んでも大丈夫そうな条件(具体的には金銭事情とパートナー)がそろったときに産むもの。」という大前提が自分の中にあり、「私はなぜ子どもを産みたいか?なぜ産みたくないか?」という、もっと根本的な問いについて、まともに向き合って考えたことがありませんでした。なので、冒頭の助言?は、ハンマーで頭をガツーンと殴られたくらい、衝撃的でした。

遺伝子を残すために妊娠する・・・確かに、子どもへの愛情とか家族の絆うんぬん(もちろんそれらも大切ですが)の前に、生物としてのヒトの目的は、遺伝子を残していくことです。そして、「遺伝子を残すか?残さないか?」だけを考えたら、私はやっぱり「(私のようなたいして世の役に立たん奴の遺伝子を残すのはアリなのか?と思いつつも)うーんやっぱり残してみたい。」という気持ちがあるのです。それに、前の世代までが脈々と残してきた遺伝子の流れを、「自分が役に立たないから、自分の子も世に必要なかろう」という、自分だけの理由で断ち切ってしまうことの方が、むしろ自分勝手なのでは?と思い始めたのです。私が流れを作ってきた先祖の立場だったら、途中で遺伝子受け継ぎが「これ以上受け継ぐ意思がないから」という理由でストップしたら、仕方ないとはいえ内心ガッカリだろうなと。

やっぱり自分は、子どもを産んで育てたいなあと。

だったら、子どもを産んで育てられそうな環境を、自分の周りに作っていけばよいわけで。大丈夫そうな環境になるまで待っているより、自分でそういう環境を意識的に作っていくほうが早いです。

何が必要か?
1. 出産と育児と成人させるのにかかる金はいくらなのか、それを稼ぎ続けるための対策(必要経費の試算、失業しにくくする対策、資産を増やす対策、セーフティーネットをどこまで張るか、等)
2. 私同様、子どもがほしくて育てる気もあり、少なくとも金銭対策に協力的で、さらに露骨に言ってしまえば、自分が生理的にそういうことをイタすことが可能なパートナーを探す対策。
3. 2が見つからないときに、一人でも何らかの手段で子どもを産むかどうかを熟孝。

いつから、いつまでにこれらの対策を完了させるか?
1. できるだけ早いにこしたことはない。つまり明日にでも行動開始。
2. 自分の卵では医学の力を持ってしても妊娠が不可能になるときが、タイムリミット

ここで問題なのが、この妊娠不可能のタイムリミットをどうやって知るか?です。ググってみたら、なんと、最近は血液検査で、このタイムリミットをおおよそ知ることができるそうです。卵巣予備能検査というものです。医学の進歩はすごいですね。自分の卵巣はおおよそ何歳までちゃんと機能するのかを知れば、それまでの計画も立てやすいわけです。いらぬ不安にさいなまれることもありません。というわけで、この卵巣予備能検査と不妊治療に関するセミナーをやっている産婦人科もあるので、私はそのうちのひとつに参加してみることにしました。

仕事の追求と並行して、プライベートの追求も本格始動です。おもしろいことになってきました。

2011年9月23日金曜日

赤坂~六本木にて

連休中に東京に行ってきました。
目的は、サントリー美術館のヴェネチアン・グラス展だったのですが、美術館のある東京ミッドタウンまで、赤坂を散歩しながら向かいました。

赤坂は、いまから約6年前、短い間ですが私が働いていた場所です。当時はTBSの周辺はすべて再開発工事中。工事用の真っ白な壁がそびえたち、常に工事の音がうるさく、正直さっさと立ち去りたい場所でした。

その白い壁だらけだった場所が、現在の赤坂サカスです。こんなに立派になりました。


赤坂~溜池周辺はとにかく、おいしいランチの店がそれはもうたくさんありました。日本料理、韓国料理、インド料理、イタリアン、フレンチ、創作料理とジャンルも豊富。店同士がしのぎをけずっていたせいか、高ければ当然うまく、安くても当然うまかったです。私が特に大好きだったのが、「あおば」。赤坂のすごく目立たない路地裏にあるお店で、夜は小料理屋ですが、昼の魚定食がほんとうにおいしくて。しかも薄給の私にもうれしい、一食690円でした。「あおば」がまだあるのか、そっと路地裏に入ったら・・・ありました!うれしいですね。

転坂を下って、氷川坂を登って、六本木方向へ。赤坂には、まだこういう静かな路地がたくさんあります。あの頃毎日通っていたのに、決して残業がたくさんあったわけでもなかったのに、なんでもっと赤坂周辺を散策しておかなかったのだろうと、ちょっと後悔するほどです。

よくよく考えると、当時の私には、心の余裕がなかったです。留学するために仕事を辞めて、いわゆる「つなぎ」でこの赤坂の短期の仕事に就いたはずなのに、初めての「オーソドックスな会社」勤めに、失敗は許されないと、ついつい仕事をがんばりすぎてしまったり、がんばりすぎるがゆえ?に、上司に変に気に入られてしまって、IT関係の知識をやたら仕込まれたり、それを業務逸脱だからと、引き受けるべきかどうか真面目に悩んでしまったり(給料をもらって勉強できて、しかもそれが上司の命令だったのなら、どんどんやってしまえばよかったのにと今になって思います。)。一方で、給与が10万ほど減ったので、やりくりを軌道に乗せるのに苦労したり。留学の手続きが予定通りにならなかったり。片道1時間半の満員の通勤列車に参ってしまったり。今ならもっと、打算でいけるところは打算的に、真摯にやるところは真摯にと、力をもうすこしうまくぬいたりかけたりできるのでしょうが。でも、当時の自分には、どうしてもできなかったのです。

そういう自分がいたおかげで、今の自分がいて、こうしてまた、あの時余裕がなくて見ることができなかった景色を見に来られたのだから、結果オーライです。

さて、東京ミッドタウンに到着。赤坂・六本木の再開発地区は、本当に緑を積極的に取り入れているのだなと感じます。池袋や新宿の街が前近代的に見えてしまうほどです。建物の中も、幅や高さにゆとりがあって、ソファや机の配備が多く、すごく行動しやすいと感じます。




今日は本当はひとりで回る予定でしたが、大学時代の知人Kさんと連絡が取れたので、ミッドタウンを二人でまわりました。そのKさんが教えてくれた、Toshi Yoroizuka(川島なお美のダンナさんの店)の、ミッドタウン店で買ったクッキー。翌日、家に客人が来たのでお出ししました。東京でしか買えない珍しいものをありがとう、とてもおいしいと喜ばれました。ありがとうKさん。


ひとりでまわるのも楽しいですが、ふたりでまわると、こんな意外なサプライズもありますね。

2011年9月21日水曜日

本日のいけばな

生花正風体
ユキヤナギ・キク



実は、ユキヤナギをこんなに間引きました。美のためなら惜しまずに間引く、そういう練習でした。

2011年9月20日火曜日

河川の氾濫

今日は、東海地方は大雨で河川の氾濫があり、夕方は名古屋市内でも避難勧告が出て、公共交通機関がマヒしてしまって大変でした。私も例にもれず、退社が少し遅かった(といっても16:00前ですが)がために、自分の乗る路線が運転見合わせになってしまいました。私鉄の本線なので、すぐ復旧するだろうとタカをくくり、名古屋駅のカフェで2時間ほどのんびり復旧を待ってみましたがダメでした。ホテルに泊まってしまうのもありでしたが、台風が来るのは明日なので、明日の方が家に帰れない確率大。しかもあさっては東京出張のため、いちどは家に帰らなければならないと考えると、ホテルは最終手段でした。さてどうしようかと焦りだした17:00頃を過ぎたあたりから、私の"やわらかい"携帯は非常につながりにくくなり、家族とも連絡がうまく取れなくなりました。避難勧告の対象範囲も広がりましたし、通常の退社時間になって、通信が過密になったのでしょう。さすがやわらかい携帯だな~こういうときは電電公社系携帯が強いわね~と思いつつ、公衆電話でなんとか家族と連絡が取れ、家族の指示で地下鉄鶴舞線の沿線の駅まで行き、そこまで家族に車でむかえに来てもらって、やっと家に帰ることができました。

コトは思った以上に深刻だったことを、家に戻って、テレビを見て初めて知りました。守山で庄内川が氾濫、高蔵寺で駅が浸水、その地域の私鉄は昼から運休しっぱなし、20時の段階で、名古屋以西の列車は運転見合わせのまま。名古屋以東は復旧したのですが。

地図をみて納得。全部、庄内川の増水の影響でした。庄内川を下流から上流へたどると、伊勢湾から、名古屋の西を通り、名古屋市守山区、春日井市高蔵寺、岐阜に入って多治見市、土岐市、瑞浪市、そして恵那市に至ります。

多治見・土岐・瑞浪は、昼12時に大雨警報が出ていて、多治見と土岐の間で土砂崩れも起こっていました。この段階で、地理が頭に入ってれば、庄内川はヤバイということがすぐ分かったわけです。名古屋勤務かつ名古屋以西在住の方は、絶対に庄内川をわたらないと帰れないので、お昼の段階でとっとと帰る(もしくは、帰れないのでさっさと寝場所を確保する)必要があったわけです。

一方、名古屋以東には天白川という川が流れており、この川も危険水域に達したため、15:00頃に名鉄とJR東海道線が運転見合わせになりました。この川も、いまGoogleMapで見てみたところ、上流は愛知県の日進市で、市内で上流が3つに分かれていることが分かりました。日進で豪雨が降れば、下流ではあっという間に増水でしょうし、今日はそもそも、下流の名古屋市天白区で強い雨が降り続いたので、増水必至でした。

なので、天白川下流の橋を渡らなければならない名鉄名古屋本線とJR東海道線は、運転見合わせになったわけです。でも、日進市を走る地下鉄鶴舞線-名鉄豊田線と、その北を走る地下鉄東山線は、天白川の上流を下からくぐるので、何の問題もなかったわけで。

河のはしり方、高い土地・低い土地を大まかに知っておくのは、いざというときのために大事だなと思ったのでした。

さて、明日はどうやらこの地方は台風直撃らしいので、引き続き河川の増水や氾濫が心配なところです。今年は雨台風の当たり年なんでしょうか。実家は割りと土地が高いところにありますが、非常持ち出し袋はスタンバっておきます。

あさって、無事に出張できますように。

2011年9月19日月曜日

自炊生活はじめました

連休は「自炊」にあけくれることにしました。

理由
・本と資料が、部屋の3分の1を占めており、このまま地震が来たら、本の下敷きになるのは必至。
・クローゼットに大量の資料が紙媒体のまま押し込んであり、クローゼットをクローゼットとして使えない。
・このクローゼットに気を遣って、ハンガーにかけて保管するタイプの服をあえて買わないようにしているのは、なにか間違っている。
・先のことを考えれば、いつかこの実家を出て行く、もしくは追い出される日が来るので、荷物は少ないにこしたことはない。
・私が突然死んだとき、大事な資料が電子媒体になっていて、パスワードをかけておけば、見られないまま破棄してもらえる・・・かも
・災害にあったとき、財産よりも思い出がなくなるのがつらいと聞いたので、思い出を1個のHDDに収めてしまえば、ひょっとしたら持ち出して逃げられるかもしれないと思った。

自炊対象物
1.大学時代のノート、教科書類
2.前職時代のノート、資料類
3.フィルムカメラで撮影した写真
4.普段は読まないが、参考資料として時々読むことが必要な本
5.IPadか何かで読みたい本

というわけで、機材購入。さっさとほしいものを買えてしまうのが、未婚・実家暮らしのいいところ。
スキャナー:canon DR-C125 38100円
ペーパーカッター:CARL ディスクカッター 10900円
先週金曜日、会社から戻ったら、部屋にどどーんと届いておりました。


開けてみたら、意外とコンパクト。スキャナーは、机の上に置いても邪魔になりません。紙の裁断はキンコーズでもやれますが、持って行くのが大変なので、軽くて縦置きができるディスクカッター式裁断器を購入しました。


我が家で古すぎて使われなくなったパソコンをつなぎ、スキャン開始。いちばんうれしいのは、いったんスキャンを開始すれば、紙詰まりを起こさない限りは、自動でどんどんスキャンしてくれるところです。設定すれば、自動でOCR化もしてくれます。パソコンのメモリが推奨の半分しかないので、動作は恐ろしく遅いのではないかと思いきや、すごく速いです。両面50ページの資料をグレースケールで全部スキャンするのに1分かかるかかからないかです。


こつこつスキャンしていけば、荷物がすっきりする日が来るはずです。

2011年9月18日日曜日

じいさんと飲んできました

祖父と、近所の焼き鳥屋で一緒に飲んできました。
我が家ではこの「孫飲み」は、月に1~2回はあることです。時間が合えば弟も行きます。ですが、世間では「孫飲み」は、意外とめずらしいことのようです。

どちらも身体が丈夫で、同居か近所に住んでいて、どちらも酒が飲めて、飲み屋が好きで、かつ、互いが互いを嫌がらないで一緒にいられる関係でないと、成り立たないんですよね。それに、自分より50歳以上も年上の人と、話がまず合うわけないですから、どちらも合わせる努力ができなければ、最高につまらない飲み会になりかねません。ここを面倒くさいと思うか思わないかが、ポイントかもしれません。

祖父は、酔うと面白い話をたくさんしてくれます。特に、戦後カネもモノもなかった時代の生活の話を聞くと、自分の悩みなんて、悩みどころか贅沢な葛藤に過ぎないなとも思えてきます。

祖父は、亡くなった祖母と結婚したときの話をしてくれました。昔なので、親が勝手に決め、結婚当日まで相手に会ったこともない、という結婚だったそうです。
「どうにも合わない人だったらどうするの??」と聞くと、
「だからといって取り消しはきかないから、どうやって合わせていくか考えるしかない。まあたしかに、合わない人だったかもしれん(爆)。互いに自分を5割出しにしてれば、まあなんとかなるもんだよ。8割出したらうまくいかない。」

祖父の若い頃から60年以上が過ぎて、今は何歳まででもじっくり考えられる猶予期間があり、お相手の選択幅も自分しだいで世界中に広げられ、ウマが合う人間をデータを元に調べつくしてから選んだり、ダメなら離婚だってしてもいいご時世になりました。しかし、うまくやっていく秘訣は、結局「5割出し」なのかもしれません。

敬老になっているのかいないのかわからない飲み会でしたが、今日も一緒に飲めてよかったです。

2011年9月15日木曜日

いただきもの

アメジストです。何かと私を心配してくださる知人からいただきました。
アメジストは「マイナスのエネルギーをプラスに変換し、自分の中にある不安やネガティブな思考を一変させていく。これまでの自分に別れを告げて、新しい世界へ旅立つときに積極的に身につけるとよい。」石なんだそうです。

たしかに、今はネガティブ・・・というよりも、中期の海外生活からの逆カルチャーショック?なのか、息苦しい(生き苦しい)のです。特に、近しい人とも、そうでない人とも、間合いの取り方が、いまだによくわかっていません。とにかく周りに勘違いされます。勘違いがわかって、そこを話し合って修復していけるならベストですが、たいていの場合は避けられてしまって、それきりです。

相手がどんな人なのかなんて完全には分からないから、どんどん話しかけていくという手法を私はとりがちです。もちろんそういうやり方が嫌いな人もいるのは分かっています。嫌いなら「私はそれが嫌い。」といってくれればよいのに、「それは一般的に・女性として・大人として・社会人として、おかしい。」という一般論にすりかえる人の多いこと。ではあなたがたの「一般的に・女性として・大人として・社会人として、ただしい」やりかたを示してくださいよ、と思うのですが。それを示してもらえることまでは、人に期待してはいけないようです。

もともと私は、お守りの類を信じるほうではないです。ですが、いまはこれをつけていることで、「戻ってきてまだ半年だ、焦るな。」と自分をなだめてもらっているような気がします。

2011年9月14日水曜日

本日のいけばな

自由花
ケイトウ・マンサク・キキョウ・オミナエシ・ワレモコウ・ススキ

2011年9月10日土曜日

献血帰りにあいさいさんに遭遇

今日は所要で行った先で、献血をしてきました。私は、巷では生まれかわってもなりたくない血液型と評判のB型なわけですが。足りてないようでしたので、9年ぶりにふらっと献血しました。昔は、旅先で献血して、献血手帳に押してもらう「新宿400」「愛知血漿」等のハンコを10箇所全部バラバラにするのが趣味なほど献血してたのですが・・・海外にちょこちょこと行ったりすると、献血に制限が入るため、ごぶさたになっていました。400mLとると、さすがに「抜けたなー」という感じで、ちょっとボーっとしました。

ボーっとしていたら、向こうから、愛知県愛西市のゆるキャラ「あいさいさん」がやってきました。今日はイベントで、ここまで出張してきたそうです。私は仕事で愛西市HPをチェックして以来、ひそかなファンでした。こんなところで会えるとは思いませんでした。ポケットに入っているのは、あいさいさんの友人の、愛西市でとれる野菜達です。


あいさいさんのブログ: http://aisaisan.com/blog/  
10月のゆるキャラ祭りにも参加するそうです。がんばれあいさいさん。

2011年9月9日金曜日

樽見鉄道

樽見鉄道に乗ってきました。


営業キロ(片道):34.5km
乗車時間(片道):約1時間
特徴:変わった漢字を使う駅名が多い(と個人的に思う)。
大垣-本巣は郊外をゆったり走っているのに対し、本巣-樽見は山。トンネルをくぐるたびに勾配が変化し、景色がどんどん変わる。樽見駅から薄墨桜、うすずみ温泉へアクセス可。
鉄道会社のHP:http://tarumi-railway.com/

列車1日乗り降り自由で、樽見駅の先のうすずみ温泉にも入れる、「うすずみ温泉入浴券&1日フリー乗車券」(2200円)が発売されているので、それを利用しました。大垣から樽見まで乗り、温泉でゆっくりしてから、また大垣に戻るという、日帰り温泉プランを立てました。



樽見鉄道のホームは、JR大垣駅のホームの端に、ひっそりとくっついています。なかなかテキトーなのりばの感じが好きです。


行きの列車。ハイモ330-700形。


すっきりした座席です。


運転席。


10:40、大垣駅を出発。乗客は明らかな鉄の方(自分もですが)、熟年旅行サークルらしき方々、一般客という構成。


「モレラ岐阜」を全部ひらがなで書くと、なんかかわいい。ちなみにモレラ岐阜は、ショッピングセンターの名前です。


本巣駅までは田園地帯だったのが、長いトンネルをくぐると、あっというまに山の中に入ってしまいます。


どの駅にも、小さな駅舎がちゃんとあるのも、樽見鉄道の特徴です。



11:45、樽見駅到着。ここからうすずみ温泉まで、無料シャトルバスが出ています。列車の到着・出発の時間に合わせて運行しているので便利です。


樽見駅の先は、線路がずいぶん長く伸びていますが、なぜなんでしょうか。


うすずみ温泉、いいお湯です。お弁当もおいしい。この温泉は、座敷で昼寝もOKなので、帰りのバスまでずっと昼寝していました・・・。


帰りの列車。ハイモ295-610形。


14:58樽見発で、16:02に大垣に戻ってきました。日帰り鉄道旅にはちょうどいいのではないでしょうか。


樽見までなら、愛知県人は車で行ってしまう人がほとんどだと思います。実際、そのほうが自分の都合のよい時間に行けて楽ですから。ひょっとしたら車の方がお金もかからないかも。でも車だと、道中は単なる移動になってしまいます。「もれらぎふってかわいい~♪」と思うこともおそらくないでしょう。途中の景色や、他の乗客の行動が交錯し、移動が単なる移動じゃなくなるから、鉄道旅は面白いし、私はやめられないのかもしれません。

2011年9月7日水曜日

アイスにかける醤油

友人S氏からのいただきものです。外側の梱包に、「品名:アイスにかける醤油」と書いてありました。


アイスにかけると、キャラメルやみたらしだんごのような味がするとな・・・。


半信半疑のまま、たまたま家にバニラアイスがあったので、試してみました。・・・本当でした。おいしかったです。醤油自体が美味しいから、こんな食べ方ができるのでしょうね。その後、この醤油は、我が家では料理に、たまにアイスに活躍しています。おいしいものをありがとう、S氏。