2019年7月10日水曜日

第2の故郷デンマークへ里帰り子連れ渡航2 その8:2019/7/10

7月10日
朝起きると、LさんFさんはベルギーへ出かけた後でした。
家族4人のひっそりとした朝。パッキングもなんとか終わり、任されていた鍵かけとゴミ出しも終え、9時に家を出ました。ああ、楽しかった。本当にお世話になりました。

駅に向かう途中で、町のパン屋”Ingeborg”でrugbrød(ライ麦黒パン)を一斤購入。私はドイツやデンマークの一般的な黒パンの酸っぱさが苦手なのですが、Ingeborgの黒パンは買って帰ってでも食べたいほど、クセがなくて美味しいのです。1斤30DKK(約550円)。

切符はあらかじめ、デンマーク国鉄(DSB)
のアプリからクレジットカードで買っておきました。以前は駅の券売機で、乗る直前に買わないといけなかったのですが、子連れだと思わぬトラブルで予想外の時間をとられることがある&そもそも券売機が壊れていたりするので、このシステムは心配性の私にはとてもありがたかったです。

切符はスマホのアプリ上に表示されるので、印刷は不要です。乗る時刻になると自動的に切符が有効になります。このスクリーンショットを撮ったのは乗車した翌日なので、"Expired"の表示が出ています。列車に乗るときに改札はありませんが、車掌さんがきたらこの画面を見せます。バスは運転手にこの画面を見せればOKです。

ちなみにスクリーンショットをとると、自動的に「スクリーンショットは切符として使えません」と出てきます。こういう配慮はスマートですね。

列車に乗るまで駅のホームを走り回る上の子。またみんなでここに来られるといいね。

列車に乗ってしばらくして、隣の駅で停車。いつまでも発車しないなあと待っていたら、なんと、列車をここで一部切り離すと知り、あわてて前のほうの車両に移りました。教えてくれたおじさん、どうもありがとうございました。

列車は順調に進み、Lindholm駅で下車。バス待ち合わせの隙間時間に、下の子に離乳食を食べさせ、バスに乗りかえて先ずAalborg空港へ。チェックインを済ませ、バゲージドロップで大きな荷物を預けて身軽にしました。夫とLさんが昨日作ったサンドイッチを頬張って、再びバスでAalborg大学へ。ちなみに夫は、4月から私と一緒に「みんなで筋肉体操」を継続したおかげで、荷物と子どもをかかえてもあまり疲労感がなかったとか。筋肉は裏切らない…。


バスの中でトラブル。なんと、子どもたちが二人とも、バスに乗ったとたんに大きい方をしてしまいました。なぜ、なぜ、さっき空港にいるうちにしてくれなかったのか…。バスを降りてもおむつを替えるところはありません。どうにもならないので、周りにはシラを切り倒し、大学に着いたらすぐに身障者用トイレに駆け込みました。ところが、オムツ替え台が付いていませんでした。オストメイト設備まであるのなら、あともう少し頑張って、オムツ替え台もつけてくれたらよいのに(泣)。しょうがないので、便座のフタの上に子を寝かせてオムツ替え。だんだん、夫も私も、この辺りのピンチの切り抜けが上手くなってきました。

大学では、元クラスメイト、お世話になった技師の方とお話ができました。教授も来てくれる予定でしたが、風邪をひいてしまったそうで会えずに残念。上の子は人見知りしてしまい、建物のテラスを夫とひたすら散歩していました。下の子は抱っこされまくりでした。ああ、もう一度、アカデミックな環境に身を置きたい…できるかな…やってしまおうかな…。

バスで空港に戻り、17:50のフライトでコペンハーゲンへ。プロペラ機でわずか45分のフライトでした(2年前はもう少し大きな飛行機だったはず…経費削減??)。こういう短い飛行時間では、飛行機が上昇してすぐ下降するので、子どもたちが大泣きするのではないかと私はヒヤヒヤしていましたが、子どもたちは爆睡していてくれて助かりました。

上の子が空港でいただいた、「飛行機でも退屈しないセット」です。間違い探しや数独など、上の子にはまだ少し早い内容でしたが、公共交通機関ではこういうものを駆使して、子どもをなだめすかして乗り切るのが親の務めですね。




コペンハーゲン空港につき、残りのサンドイッチをほおばり、スタミナをつけてもう少しだけ列車移動。20:30ごろ、Sydhavnenのホテルに到着。移動の多い一日でした。


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